讃岐かがり手まり保存会のアトリエが移転

讃岐かがり手まり保存会

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2018.10.23

ワークショップの様子

ワークショップの様子

 草木染めした木綿の糸で、菊や桜など自然をモチーフにした幾何学模様をかがっていく「讃岐かがり手まり」。調査と保存・継承に尽力した讃岐習俗参考館館長の故・荒木計雄(かずお)さんと妻の八重子さんが、1983年に立ち上げたのが「讃岐かがり手まり保存会」だ。

 現在は、伝統工芸士・荒木永子さんが代表を務め、普及や作り手の育成などを行っている。その保存会のアトリエが高松市観光通に移転した。もともと塩上幼稚園だった建物を生かし、工房と教室ができるスペースを広く確保。「初めてここに来た時、満開の桜と園庭の緑が印象的でした。四季が感じられるこの場所なら創作活動ができるし、訪れた人もほっとすると思いました」
 手まりの魅力を知るほどに、もっと多くの人に伝えたいという思いが強くなったという荒木さん。毎月第3土曜14~16時半にワークショップ(材料代・税込み4860円)を開催するほか、国内外からの観光客も参加できる体験(材料代・税込み3240円~、日時相談)も受け付けている。
TEL087-880-4029

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