高松にデータセンター開設

株式会社 ドゥ・ハウス

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2018.11.09

高松市中野町のドゥ・ハウス「西日本データセンター」

高松市中野町のドゥ・ハウス「西日本データセンター」

 首都圏を中心にマーケティングサービス事業を展開するドゥ・ハウス(東京都)が、10月1日(月)から高松市に「西日本データセンター」を開設した。自社のデータセンターを設置するにあたって、西日本の5カ所から検討。香川県と高松市の積極的なサポートもあり、高松市に決めた。

 上席執行役員の舟久保竜さんは「東京から飛行機で1時間とアクセスが良いし、気候が穏やか。本センターを稼働することにより、データ処理業務の集約が可能となり、管理の効率化など運営にも適していると感じています」

 リサーチグループの髙橋康平マネジャは「高松市の人口構成比が、日本全体の人口構成比とほぼ同じ形をしているので、テストマーケティングに最適。この町でネットワークができれば、全国に展開可能な仕事ができると考えました」と話す。

 データセンターでは、地元採用の10人で二つの業務を行う。
 一つは、メーカーなどの顧客が実施するアンケートの作成支援。回答者に分かりやすい調査項目の設定や、データの回収を手伝う。セルフ型のアンケートサービス「myアンケートlight」については、月間で約140件の依頼を高松で一手に受けている。

 もう一つは、スーパーマーケットなどのチラシの収集とデータ入力。週間で約1000枚のチラシから、商品の値段などのデータを集める。
東京本社からのサポートスタッフの 相馬大佑さん(左)と指田大輔さん。 「高松の居心地が良くて東京に帰りたくないくらい」

東京本社からのサポートスタッフの
相馬大佑さん(左)と指田大輔さん。
「高松の居心地が良くて東京に帰りたくないくらい」

 現在は、東京本社からサポートスタッフが2人常駐。高松のスタッフは入力作業から始めて、ゆくゆくは分析業務も行う。
 「データセンターが担う事業を増やし、スタッフも増やしたい」と髙橋さん。舟久保さんは「地元企業の皆さんとも一緒にお仕事できれば。東京本社以外に、大阪、タイ、アメリカにも拠点があるので、県外進出のお手伝いもできます」と話す。

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