世界と関わる仕事を

エイチ・アイ・エス
中四国事業部 四国エリア統括マネージャー 南原 真吾さん

Interview

2017.02.16

エイチ・アイ・エス高松営業所で

エイチ・アイ・エス高松営業所で

大阪育ちで高校までは野球少年。海外と英語への興味から、旅行業について学ぶ専門学校へ進学した。昼間は学校に通い、夜は飲食店でアルバイト。給料を学費に充てた。勉強にバイトに、忙しい日々の中で楽しみは旅行だった。「サイパン、韓国、中国、バリ・・・学校の研修も含めて、旅行好きの同級生たちとよく出掛けました」

若き営業所長

野球に熱中した高校時代

野球に熱中した高校時代

専門学校在学中に、一般旅行業務取扱主任者(現在の名称は総合旅行業務取扱管理者)の資格を取得。外国の暮らしや文化に興味があり、世界と関わる仕事がしたいと海外旅行に強いエイチ・アイ・エスへ入社した。

26歳の時、大阪府堺市にある営業所で初めて所長業を務めた。所長は店舗の運営はもちろん、スタッフの育成、新商品の開発、接客も行う。営業・販売の経験が長いが、旅行商品の企画を学ぶため約3カ月、グアムに滞在したこともある。

現地でオプションツアーの手配やクレーム対応をした。帰国後、いざ自分で企画を作ってみると難しいことも多かった。「他社と料金を比較したり、パンフレットの写真を工夫したりしながら締め切りに追われる日々でした」

本部での企画も経験し、2012年に愛媛県の松山営業所長に。エイチ・アイ・エスでは年に一度、約300店舗から営業成績の上位店を表彰する社内制度がある。南原さんの約2年の在任期間に、松山営業所が優秀店舗として表彰された。

「限られた予算の中で特別なことはできません。基本をしっかりとやり続けるだけ。成果が出ればみんな動く。それまでに時間はかかりますが」。スタッフは年上が多く、初めは気兼ねすることもあったが対話を重ねた。少しでも多くの情報を集めるため、地元企業とのコミュニケーションの場も大切にした。

行動することと諦めずに最後までやり抜くことが、仕事をする上で必要だと考えている。続けていれば最後には必ず芽が出ると信じている。

趣味も旅行

「一人暮らしなので休日は料理など家事をしています。家でゆっくり本を読んだり映画を見たり。ゴルフにも行きますし、地元の大阪に帰ることもあります」

プライベートでも旅行が好きで、年に1回程度は海外にも出掛ける。ヨーロッパ、アメリカ、アジア、オーストラリアなどいろいろな場所を訪れた。「多くの人が好きだと言うハワイも、やっぱり良い。アジアだとベトナム、ヨーロッパだとスペインなど、まだ行ったことのないところを旅行してみたいですね」

地元発着にこだわって

2013年、高松営業所長となった。14年からは四国エリア統括マネージャーとして四国内にあるエイチ・アイ・エスの12拠点の責任者を務める。「常に新しいことにチャレンジしていたい」という言葉の通り、高松営業所のリニューアル移転や四国4県へのブライダル部門設置などを手掛けてきた。
四国エリアの方針発表会

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地元発着のツアーにこだわりたいとも話す。高松空港からソウルや台湾を経由して世界各地へ行くなど、地元空港を起点とした海外旅行は可能だ。
高松発着で人気アナウンサーと行く バンコクゴルフツアーを企画

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四国から海外旅行をしてもらうだけでなく、インバウンド(訪日外国人旅行)への対応も進めたい。「社内でインバウンドに取り組んでいるのは大阪や東京がメイン。地域に根差した営業展開を目指しているので、海外や東京からこちらに来てもらえるような商品も考えたい。香川や四国全体が潤うようなものができたらいい」

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