新しい職場の仲間と ハーフマラソン出場目指す

サントリーフーズ 中国・四国支社 四国支店長 大西 和浩さん

Interview

2013.06.06

今年4月に着任したばかり。東京に家族を残して、単身赴任だ。約1カ月で300人と名刺交換するほど、目まぐるしい日々を過ごしている。これまでは「サントリービア&スピリッツ」で、ビールやウイスキーなど酒類の販売に携わっていた。

「清涼飲料を扱うのは初めてのことです。同じグループの会社とは言え、社内の雰囲気が違うし、用語も分からないものが多くて。毎日、新入社員のような気持ちで取り組んでいますよ」。大阪、福岡、東京での勤務を経験。神戸出身で、香川の言葉は親しみやすく、温かみを感じている。

ハーフマラソンに挑戦

中学から大学まではバスケットボールに汗を流した。大学時代にはコーチの経験も。「今は、ケガが怖くてできませんね」と言うが、2年前からハーフマラソンに挑戦している。東京では職場の仲間10人で、ハーフマラソン出場・完走を目指し、毎週末練習に励んだ。練習は個々に行っていたが、完走という目標は同じ。3月の立川シティハーフマラソン、11月の府中多摩川マラソンなどに参加した。

「こちらでも仲間を集めて、大会に出場したいですね。目標は2時間を切ってゴールすること。時間はなかなか取れませんが、練習で5~10キロは走りたい」。高松に来てからは、毎日30分かけて徒歩で通勤している。「日本一長いアーケード街をずっと歩けるのでいい」。初めて商店街を歩いたとき、行き交う自転車の多さに驚いた。

自宅ではなるべく自炊するようにしている。東京で勤務していたころは、帰宅が遅く、平日に家族だんらんの時間を過ごすことが難しかった。そのため、休みの日には家族に手料理を振る舞っていた。よく作るのは豚汁。手料理はおおむね好評だ。高校2年の息子と小学6年の娘とは、あまりベタベタしない関係だという。「離れてメールでやり取りするのもいいですよ」

目下の課題はゴルフ。今まで苦手であまり参加してこなかったが、四国では誘いを受けることが多い。「四国はゴルフをするのに良い環境。今回の赴任をきっかけに、ゴルフレッスンに通おうと思っています」

ブランドイメージを確立

前任地の西東京支店は、ビール工場があったためか、まちを挙げてサントリーを応援するような気運があったという。「四国エリアは、全国の中でもシェアが低いんです。商品のブランドイメージ、企業のイメージアップを図りたい。四国4県、場所は限られていますから、コツコツやるしかないですね」。モットーは、これまでの「一生懸命」から「一所懸命」に。「四国支店は若手のメンバーも多く刺激を受けます。これからが楽しみです」

大西 和浩 | おおにし かずひろ

略歴
1967年2月7日 兵庫県神戸市生まれ
1990年3月 神戸大学経営学部卒業
1990年4月 サントリー株式会社入社
2004年7月 福岡支店 部長代理
2006年9月 首都圏支社広域営業部 営業担当部長
2013年4月 サントリーフーズ株式会社中国・四国支社 四国支店長

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