好奇心は全方位へ。得た知識は、仕事も人生も豊かなものに

藤木工務店 四国支店 顧問 藤原 登志夫さん

Interview

2011.02.03

「あれもこれもと、興味のあるものが多いので、私の趣味はいったいどれなのかなあと考えましたね(笑)」と話すのは、藤木工務店四国支店顧問の藤原登志夫さん。ウオーキング、登山、料理、ハーブ栽培、読書、買い物・・・・・・。「テニスに興味を持ったときは、テニススクールにも通いました」

歩くことから始まるもの

ここ最近、健康にも気遣って続いているのがウオーキングや町の散策だ。「10年以上にも前になりますが、高松市から塩江町まで歩く健脚大会に参加しました。健康のために歩くということは、この時が最初でした」

入社当時は、建設現場での工事管理の仕事が多かったという藤原さん。現場ではとにかく歩いた。福岡支店時代には屋久島や種子島など、離島での建築工事に携わることが多く、約2年間におよんだ屋久島滞在時には、休日になると何度となく山を歩き、名がついた屋久杉はほとんど見た。「知り合いが来ると、樹齢数千年の屋久杉を含む屋久島の原生林を鑑賞できる『ヤクスギランド』(屋久島自然休養林)に案内したりね」

その後時を経て、大阪本社時代に楽しんだのが、歴史や文化を訪ねて歩くウオーキング。「同僚が集まり、京都や奈良、大阪、宝塚などを歩く『歩こう会』が月に1回あって、毎回参加していました」。天理から奈良を歩く、伏見の酒造メーカーや龍馬の足跡を訪ねるなど、毎回10km前後のコースを行く定例の会に加えて、休日には買い物などで町を歩いた。「難波や梅田まで歩いたり・・・・・・。歩くことは苦にならない。単身赴任だった大阪時代は飲む機会も多く、健康のためにも意識して歩いていましたね」。歩こう会への参加は、昨年の熊野古道が最後になってしまったが、機会があれば今度は讃岐路のコースに、仲間を案内できたらと考えている藤原さんだ。

知識を増やすことが、仕事にも生きる

料理も得意な藤原さん。自ら台所に立ち、魚をさばき、野菜を刻んで食事を作る藤原さんの原点は、食堂を営んでいた母親にあるという。「母が私に、『この味をみて』とよく味見をさせたんですよ。その経験が私の舌を育てたと思いますね」。調味料や香草に興味を持ち、ハーブ栽培も始めた。庭木や草花の栽培も詳しい。食材にも興味があるため、買い物にも気軽に出かける。「最近は日曜になると、妻と一緒に買い物をしながら三越から天満屋まで歩いています。食材だけでなく、洋服選びも好きなので、いろいろと衝動買いをしてしまうのが難点なんですが(笑)」と藤原さん。

学生時代、恩師から言われたことがある。建築屋は何でも知っておくことが必要だと。「何が役に立つかわからない。知識を得ることが大切なんだと。確かに、様々な建築物を造るときに、いろいろと相談を受けますが、知識が豊富だと役に立つんです。例えば植物に詳しいことが、造園設計に役立ったりするんですよ」

若い頃に携わった四国村の伝統建築の修繕や移築工事の経験は、古建築への知識を豊富にしただけではなく、茶道や華道など伝統文化に目を向けるきっかけともなったと言う。「まだまだ知りたい、経験したいという気持ちは強い。だから休日も早朝から忙しいんですよ」

藤原 登志夫 | ふじわら としお

略歴
1948年 6月23日 徳島県生まれ
1967年 3月 徳島県立徳島工業高校建築科卒業
1967年 4月 株式会社藤木工務店入社四国支店工事部配属
1983年 11月 福岡支店工事部
      (鹿児島、屋久島、種子島、宮崎)
1986年 4月 南九州営業所所長
1988年 4月 福岡支店営業課長から店次長
1993年 4月 四国支店営業部長
1999年 4月 四国支店支店長から執行役員四国支店長
2008年 4月 本社執行役員営業本部長
2008年 6月 本社常務執行役員営業本部長
2010年 6月 顧問

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