M&Aで重要なのは?

みどり財産コンサルタンツ

column

2017.12.21

取引成立後の努力で相乗効果が実現します。

A社より、B社株式取得でのM&Aについてご相談いただきました。A社がM&Aの対象としているB社は、県内で地域密着型の飲食店を2店舗展開し、売上6億円、従業員60名(パート、アルバイト含む)という好業績の飲食業法人です。B社が株式譲渡をしたい理由は後継者不在というものでした。一方、A社は同県内で100年以上の業歴を誇る優良企業。飲食業への進出を検討しており、収益力のあるB社の株式取得に前向きでした。

弊社はA社のアドバイザーとして、買収監査から取引実務を支援。B社の長所は、同業他社と比較して①来客数が多い②客単価が高い③財務内容が良いこと。短所は、①社長のワンマン経営②人事労務面のコンプライアンス問題③設備更新に遅れが目立つことが挙げられました。それらを踏まえた上で、A社は株式取得を決定。株式売買取引後さっそくB社の経営テコ入れを開始しました。

B社のC社長には「会長」に退いていただき、A社の生え抜き社員をB社に送ってC会長からメニューや仕入れに関するノウハウを吸収してもらいました。総務と財務の担当もA社から派遣、人事労務面の問題を洗い出し解決していきました。その過程で、C社長時代には隠れていた従業員の不満も出てきましたが、一つずつ丁寧に対応して環境改善することで従業員のA社グループに対するロイヤリティは高まり、信頼関係が築かれました。設備の更新も計画的に進め、生産性が向上。老朽化した店舗の建て替えも計画中です。

M&Aというと、資本提携取引だけに注目しがちですが、本当の意味で成功させるには取引成立後の譲受側の取り組みが重要であることをA社の事例は教えてくれます。

株式会社みどり財産コンサルタンツ 三谷 達也

関西大学法学部卒業。オリックスを経て、みどり財産コンサルタンツ入社。一級ファイナンシャルプランニング技能士、M&Aシニアエキスパート。中小零細企業のM&A仲介実務の経験が豊富。特に税務コスト削減につながるストラクチャー立案がクライアントから高い評価を得ている。
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株式会社みどり財産コンサルタンツ 三谷 達也

株式会社みどり財産コンサルタンツ

所在地
高松本社:
高松市栗林町1丁目18-30 みどり栗林ビル
TEL:087-834-0122/FAX:087-862-0988
東京支店:
東京都千代田区丸の内3-1-1 国際ビル8F
TEL:03-6212-8921/FAX:03-6212-8922
設立
2003年11月
資本金
1000万円
代表者
三好貴志男 代表取締役会長
従業員数
12人
事業内容
法人税財務、法人組織再編・M&A、節税、相続・事業承継等のコンサルティング 他
関連会社
みどり合同税理士法人
株式会社みどり合同経営
公認会計士 三好貴志男事務所 他
地図
URL
http://www.mgrp.jp/staff/company06
確認日
2018.01.04

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