ナチュラル朝日は、岡山県で木村式自然栽培を用いて栽培されている。木村式自然栽培は、青森県でリンゴ農家を営む木村秋則さんが考案したもの。木村さんは農薬と肥料を一切使わずにリンゴを育てている。
オーガニック農法と違うのは、有機肥料も使わないところだ。山の木々は人の手が入らないにも関わらず、たわわに果実を実らせる。土の中の微生物が落ち葉や動物のフンを分解したものを肥料として育つ。それにヒント得て、田畑の土づくりに注力したという。無農薬であれば小さな虫が田んぼに集まり、その虫を食べるためにカエルや鳥が集まる。生き物のフンが土壌の栄養になる。木村さんの無農薬・無肥料のリンゴ栽培は10年目にして成功。その取り組みがテレビ番組で取り上げられ、『奇跡のリンゴ』として書籍・映画化された。
木村さんはリンゴで成功した自然栽培を広めるため、講演会を開くなどでノウハウを惜しみなく教えている。同じ農法でお米も栽培できるのではと考えた岡山県の農家が、木村さんや農協と協力して2010年から栽培を始めた。育てる品種「朝日」は、コシヒカリやササニシキの「祖先」にあたり、うるち米本来のあっさりとした味わいを楽しめるという。
ウェルベスト事業部長の小嶌正聖さんは「自然栽培の一番の魅力は安全・安心。主食のお米は毎日食べるもの。体に良くておいしいものをみなさんに召し上がっていただきたい」と話す。商品展開は精米5㌔(6,156円)、玄米5㌔(5,886円)、発芽玄米ごはんパック180㌘×40食(15,012円)、いずれも消費税込み。
現在販売できる「ナチュラル朝日」は年間3,000俵。「販売量が増えれば、生産量も増える。多くの方が召し上がりたいとなった時に、対応できるようにしたい」と小嶌さんは話す。
富士産業株式会社
- 住所
- 香川県丸亀市田村町1301
- 代表電話番号
- 0877-25-3111
- 設立
- 1954年
- 社員数
- 245人
- 事業内容
- 1.医薬部外品製造・販売 2.健康補助食品製造・販売 3.化粧品製造・販売 4.水・畜産動物用飼料、飼料添加物製造・販売 5.水・畜産動物用薬品販売 6.水産用種苗販売 7.通信販売事業
- 「カイアポ」以降の歩み
- 1998年 「古家のにんにく」発売
1999年 「キャベファイン」発売
「すこやか 創刊号」発刊
2002年 桐の葉エキスを配合した女性用薬用育毛剤
「リリィジュ」発売
2004年 化粧品「美CELLシリーズ」、健康補助食品
「エストロール」、「コタラヒム」発売
2005年 中国酢のトップブランド東湖の老陳醋を使用
した「老陳醋シリーズ」発売
2006年 通信販売ブランド「ウェルベスト」、「エク・
サナス」スタート
2007年 Fuji Sangyo Hong Kong Ltd. 設立 - 地図
- URL
- http://www.fuji-sangyo.co.jp
- 確認日
- 2008.05.07
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