こんにゃく入りタピオカ発売

ハイスキー食品工業

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2019.08.17

こんにゃく製造・販売のハイスキー食品工業(三木町)が、こんにゃく入りタピオカ「マンナンタピオカ」を全国の小売店などで販売している。
マンナンタピオカをミルクティーと一緒に

マンナンタピオカをミルクティーと一緒に

同社は、5年ほど前に飲料メーカーの依頼で、タピオカでんぷんにこんにゃく成分を加え粒状に成型した「マンナンタピオカ」を開発。タピオカに似た食感で、低カロリー、低糖質、耐熱性などこんにゃくの特性を備えた商品だ。飲料メーカー向けの業務用素材として販売してきたが、次第に他社へのOEM供給や、食品メーカー、コンビニチェーンの商品の原料としても需要が増え、昨年のタピオカミルクティーブームもあって小売りを望む声が高まった。

今年7月末から、全国のスーパーマーケットなどで一般ユーザ―向けのマンナンタピオカの販売を開始。「ご家庭で、お好きなドリンクやスイーツと一緒に楽しんでいただけたら」と、常務取締役の菱谷哲嗣(ひしたにのりつぐ)さん。未開封時は常温で保存でき、水洗いや加熱をせず、袋から出してそのまま使える。内容量は85gで希望小売価格200円(税別)。

マンナンタピオカの製造量は、2017年は10㌧だったが、今年は100㌧を超える見込み。スイーツ以外にも使いたいという相談が増えており、ハイスキー食品工業は自社工場の製造体制見直し、協力工場への生産委託などで、旺盛な需要に応えていく。

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