人生の舵は自分でとろう

column

2019.09.05

7月に第4子となる四男を34歳9カ月で出産した。女性のキャリアは何をどうしたとしても誰かに何かをいわれる。残念ながら本質とかけ離れたことで騒がれることに対しては、仕事で結果を出してみせるのが一番早い。

24歳で第1子を出産、幸い環境にも恵まれ試行錯誤を繰り返しながら何とか働き続けることができた。園からお迎えコールがきた時、急な発熱で仕事を休む時、入院した子どものそばについていられない時といった「ワーママ葛藤あるある」はひと通り経験したが、当時はよそ様からのひと言にいちいち傷ついていた気がする。

第2子出産直前、小豆島に移住。島から高松に通勤するようになって、いろいろ吹っ切れた。病気をしたら病児保育へ。出張の日は夫が園へお迎えに行き食事、風呂、寝かしつけ。最終便のフェリーで帰ってきた私とバトンタッチをして夫は会社に戻る。仕事の比重が大きくなる時もあれば、子どもの比重が大きくなる時もあるが、毎日をこなすので精いっぱいだった。わが家は核家族で夫婦共働き。長男の小学校入学を乗り切れなかった。入学を前に、夫が会社員を辞め、車に窯を積んで移動販売のピザ屋を始めた。

第3子出産後、会社との話し合いを進める中で、私は会社員への復帰を諦める選択をした。自分の目指す人生とキャリアの両立のイメージが描けなくなった。ここにいても、望んでいるスピードでは自分のお仕事戦闘力は上がらないだろう。そこから個人事業主となり1年後に法人化。試行錯誤しながら前へ進んでいる。

今、自分が立つ位置は、自らの選択の上にある。みんなと違っていい。だけど、自分の人生だけは大切にするべきだ。子育てしながら時間に制約を抱えて働いていると、既存の業務を効率化することに長けていく。でもそれだけではいけない。常に新たな価値を生み出せるよう、失敗してもいいから打席に立ち続けよう。正しい努力をしよう。それがやがて自分の財産になる。一度きりの人生なのだ。自分の戦闘力を上げて、人生の舵は自分でとろうではないか。

城石 果純 | しろいし かずみ

略歴
1984年 愛知県生まれ
2003年 愛知県立旭丘高校 卒業
2007年 早稲田大学人間科学部 卒業
    株式会社リクルート 入社
2012年 株式会社リクルートライフスタイルに分社化
2016年 同社退社、個人事業主として独立
    ビジネスブレークスルー大学経営学部 入学
2017年 株式会社DaRETO 創業

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