ログハウスのセルフビルドに挑戦

株式会社 DaRETO 城石果純

column

2020.12.17

上棟時の様子。作業時などはヘルメット着用

上棟時の様子。作業時などはヘルメット着用

十数年来の夢であったセルフビルドのログハウスづくりに挑戦しています。子ども達と一緒につくった家に住んでみたいと思い、上の子がもうすぐ中学生になるのでそろそろ決断しようという話を数年前からしていました。もともとは仕事が閑散期に入る冬期にゆっくりと、と計画していたのですが、今年はコロナウイルスのため夫婦とも仕事が激減。特に夫は飲食業なので大打撃を受け、今年は仕事を諦めざるを得ない状況となり、ログハウスをつくろうと決断しました。

家族会議を重ね、間取りを決めていき、セルフビルドに協力してくれることになった岡山県津山市の工務店にお願いしてフィンランドでログ材を加工。船便で小豆島まで運んでもらい、2日間広いグラウンドを貸し切り、なんとか敷地まで運び入れました。

セルフビルドといっても、さすがに基礎工事、水道、電気、浄化槽などは地元の会社にお願いしています。意気込んでいた私はというと「米俵30kgを持って歩けないと無理」と早々に戦力外通告を受け、屋根貼りや内装のフェーズで活躍する予定。今はひたすらSNSで発信しながら(連載などの)仕事につなげられないかと画策し、また請求書の束を持って資金繰りに奔走する毎日です。

ログ材はプラモデルのようにカットしてくれているので順番に積み上げていくのですが、めちゃくちゃ重いので、友人や近所の方、地元バスケットボールチームの小豆島STONESの選手にお仕事として手伝ってもらっています。夫が「親方」と呼ばれていることにプッと笑いつつ、先日も本業の異動販売ピザの仕事依頼の電話で「私事で恐縮なんですが…お休みさせていただいてまして…いや、いま家を建ててまして、それで屋根仕舞いをするまでちょっと…」と話している姿に、本当にこれで良かったのだろうかと思うこともなきにしもあらず。

ログハウスづくりの様子は、インスタグラム「城石家 (shiroishi_family)」、note「城石果純(kazumishiroishi)」で更新しています。ご覧いただけたら幸いです。

城石 果純 | しろいし かずみ

略歴
1984年 愛知県生まれ
2003年 愛知県立旭丘高校 卒業
2007年 早稲田大学人間科学部 卒業
    株式会社リクルート 入社
2012年 株式会社リクルートライフスタイルに分社化
2016年 同社退社、個人事業主として独立
2017年 株式会社DaRETO 創業

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