あなたの近くにも埋蔵金

四国なんでも88箇所巡礼推進協議会会長 佐藤 哲也

column

2015.09.03

暑い夏も終わり(終わってなかったらごめんなさい)、朝夕はいくぶん過ごしやすくなってきた(なってなければごめんなさい)ようです。このたび酒蔵、ガチ温泉、ダム、鉄道、古い食堂、酒の肴・・・と続いてきた「四国なんでも88箇所巡礼シリーズ」に、新たに「四国一攫千金 埋蔵金88箇所(※)」をリリースしました。徳川埋蔵金や豊臣埋蔵金で有名な埋蔵金の伝説は、文献や古文書を片っ端からひもといてみると、この四国にも結構あります。あ、すみません、「あります」ではなく「あるかもしれません」いや、よく考えたら「そういう話もありますが・・・」の誤りです(笑)。

この88箇所、とりあえずなんらかの文書に残っているものを元に「歴史上の誰かが埋めた(かもしれない)お宝」、「はるか太古から眠っている(と考えられないこともない)鉱脈」、「捕まえたら一攫千金になる(と勝手に思っている)生物」や「違法性なく一攫千金に関係あるスポット」も含めて88札所とさせて頂いております。なお、信憑性の高そうな伝説として「とある行政や関係機関の埋蔵金」も札所の中に組み入れようかと思ってみたりしましたが、本当にあったら怖いから、あえてそこには手を付けておりませんのでご安心を(笑)。

埋蔵金は果たしてあるのか?・・・しかし、この現代社会において他人の私有地や公共の土地をやみくもに掘りかえすわけにはいきません。でも、そんな話をあちこちの酒の席でみんなが放談するだけで、自分達の家の裏にあるなんでもない里山に、夢とロマンと楽しい話題が華開きます。しかも、よもや間違って本当に何か出てきたら、あなたは現代のシュリーマンとして教科書に載るでしょう。そう、その時にはご褒美としてうちの委員会にもあがりの5%くらいは分けてやって下さい、お願いします(笑)。

四国4県の中では実は徳島県民の皆さんがこういった話題でにぎやかです。昔からの有名どころとしては「霊峰剣山に眠るソロモン王の秘宝」や「屋島の戦いから密かに逃れた安徳天皇と三種の神器の四国潜幸説」、「卑弥呼の墓は阿波にあった(しかもバラバラに4箇所も)」とかの学説ともネタとも分からない話を、地元の町づくり団体が雑誌「ムー」の編集長を呼んでパネルディスカッションを開催するなど盛んです。またこの類の話は各地元の観光パンフレットや掲示物にも「当たり前に」書かれています。

従来型の観光で正面から闘って、気候と広大さに恵まれた北海道、本家本元本土の本州、アジアに近く野趣にあふれた九州、異文化と熱帯雨林の沖縄に勝つのには、かなりのエネルギーが必要です。一方でこういった目に見える形のない「夢とロマンと冗談と」で勝負するのは、とにかく一番最初にやったものの勝ち。ハワイ諸島におけるカウアイ島のような我々四国が他地区の中でアピールするには、時にはゲリラ戦も必要ではないかと思うのです。

※参考「四国一攫千金 埋蔵金88箇所」⇒「四国 埋蔵金 88」で検索

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