10月23日、全国道の駅連絡会と宇多津町がユープラザうたづで、全国「道の駅」シンポジウムを開催した。「道の駅」は1993年から今年6月までに、全国で1,160カ所設置されている。休憩所としてだけでなく、観光情報の発信や災害発生時の支援などの機能も果たす。全国道の駅連絡会は、2012年に任意団体として発足。全国の市町村など道の駅の設置者が会員で、今年5月に法人化した。シンポジウムは、道の駅と地域産業が連携したこれからの観光や産業振興の在り方を考えるもの。
筑波大学・名誉教授の石田東生さんが「新『道の駅』について」と題し講演した。「これまでに道の駅は国民の認知を得て、ブランド化に成功。災害発生時に地域に貢献できる施設にもなった。しかし、制度の開始から四半世紀が経ち、あり方を見直す時期が来ている。ブランドの維持やBCPの策定をどうしていくかが課題」と話した。
パネルディスカッションには、徳島大学・教授の山中英生さんを進行役に、JTBパブリッシング・エグゼクティブアドバイザーの楓千里さん、徳島県三好市・市長の黒川征一さん、NPO法人遍路とおもてなしのネットワーク・事務局長の宍戸栄徳さん、愛媛大学・教授の松村暢彦さん、株式会社しまなみ・社長の村上秀人さんが参加し「地方創生に向けた新たな『道の駅』の取り組み」について、意見を交換した。
しまなみは今治市内で3カ所の道の駅を運営。いずれもしまなみ海道が通る島に設けており、大島にある「よしうみいきいき館」は海鮮バーベキューが楽しめるほか、観潮船の発着所にもなっている。観光客に島を素通りさせずに、島や道の駅が目的地になるような仕掛けをしているという。
筑波大学・名誉教授の石田東生さんが「新『道の駅』について」と題し講演した。「これまでに道の駅は国民の認知を得て、ブランド化に成功。災害発生時に地域に貢献できる施設にもなった。しかし、制度の開始から四半世紀が経ち、あり方を見直す時期が来ている。ブランドの維持やBCPの策定をどうしていくかが課題」と話した。
パネルディスカッションには、徳島大学・教授の山中英生さんを進行役に、JTBパブリッシング・エグゼクティブアドバイザーの楓千里さん、徳島県三好市・市長の黒川征一さん、NPO法人遍路とおもてなしのネットワーク・事務局長の宍戸栄徳さん、愛媛大学・教授の松村暢彦さん、株式会社しまなみ・社長の村上秀人さんが参加し「地方創生に向けた新たな『道の駅』の取り組み」について、意見を交換した。
しまなみは今治市内で3カ所の道の駅を運営。いずれもしまなみ海道が通る島に設けており、大島にある「よしうみいきいき館」は海鮮バーベキューが楽しめるほか、観潮船の発着所にもなっている。観光客に島を素通りさせずに、島や道の駅が目的地になるような仕掛けをしているという。
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