海外協力隊が日本語を指導

JICA四国

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2020.06.22

海外協力隊の上原由雅(ゆうが)さんは5月下旬から、サンテック(綾川町)で働く外国籍従業員に日本語を教えている。

国際協力機構(JICA)は、海外協力隊として世界76カ国に約1,800人を派遣していたが、新型コロナウイルス感染症の拡大を受けて、3月中旬から4月にかけて全員が一時帰国。現在、再派遣に向けて待機している。香川県には11人が帰国。上原さんは2019年1月からインドの大学で日本語を指導していたが、3月下旬に一時帰国した。
前回の授業から新たに覚えた日本語も発表

前回の授業から新たに覚えた日本語も発表

ステンレスの製缶などを手掛けるサンテックは、ミャンマーや中国、スペインにも事業所を置き、積極的に海外展開をしている。技能実習生やインターン生を含めて、今は14人の外国籍従業員が所属。海外協力隊の一時帰国を知った同社・社長の青木大海(ひろみ)さんが、従業員同士の円滑なコミュニケーションを図るため、JICA四国に日本語の指導を依頼した。同社はこれまでも海外の人材を多く受け入れてきたが、勤務時間中に日本語の授業を行うのは初めての試み。初級・中級・上級など習熟度にあわせてクラス分けをしている。

6月22日は、初級と上級のクラス合同で授業を行い、ミャンマー、コンゴ民主共和国、中国、チュニジア出身の9人が参加。「好きなお祭り」をテーマに日本語で話し合った。ミャンマーからの技能実習生が、毎年4月にミャンマーで開催される「水かけ祭り」を紹介すると、他の受講生から「どうやって水をかけるの?」や「中国にも似たお祭りがある」などの声が上がった。

上原さんは7月までサンテックで授業を行う予定。「初級クラスでは、分からないことを聞き返すなど、会話ができるようになることを目標としています。仕事の場面で役立ててもらえたら。日本で暮らす外国の方をサポート出来たらうれしい」と話している。

株式会社サンテック

所在地
香川県綾歌郡綾川町陶1004−35
TEL
087-876-1600
事業の概要
各種プラント(医薬、食品、化学、水処理、パルプ、ゴミ焼却、半導体など)を構成するさまざまな機器の設計・製作
資本金
2500万円
社員数
40人
確認日
2018.01.04

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