「もしかしてもしかして私の他にもだーれーかー」

四国なんでも88箇所巡礼推進協議会会長 佐藤 哲也

column

2021.05.20

たまたまのコロナ騒ぎにより、今まで個別にうつろに気づいていたいろいろなものが、目前にはっきりと見えてきました。ひょっとしていずれこうなるんじゃないかな、こうなったらちょっと困るなということが、世の中の急激な変化により、水面に浮かびあがってきて、見渡したら自分だけではなく案外みんな同じことを問題視していたということが多くなったような気がします。世相が見通せず不安や不審に囚われだしたのではなく、時代の節目で皆が落ち着いて今後を冷静に考え出したと言うことでしょう。

日本がこのままではうまくいかないであろうこと、就中この地域の将来が決してバラ色の世界ではないこと。またこれからの世代は、なかなか厳しくなること。またその根本的原因も案外ときれいに見えているものの、その対策がはっきりとしません。演説にあるような希望的観測やまかりまちがってうまくいくかもしれないという夢はあっても、数値的分析でマーケティングした現実や自分達の現能力とのギャップは若い世代にこそ見えているはずです。

我々はあと10年もすれば引退ですが、それを自分の代で解決せずに先送りしていることがつまるところ地域からの人口流出を招いているのではないでしょうか。世間や政治家、子や孫やついには「よそ者」や「ばか者」までをアテにするのではなく、これからの世代のために自分で足掻いてなんとかしていくのが地域の力であり人間の若さであると思います。また、その足掻く姿勢を後進に見せていくことこそが、我々おじちゃんやおばちゃんである老兵の役割かもしれません。望ましい高齢化社会とはそのようなものです。1人1人が自分の頭で考え、思うことを努力していくことが、地域をなんとか支えていくことになると思います。

四国なんでも88箇所 巡礼推進協議会会長 佐藤 哲也

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