香川の「銘菓」作ります!

香川大学 KAGAWA Maker

Interview

2021.07.15

2017年4月に誕生したKAGAWA Maker(カガワ メーカー)は、香川の「銘菓」を作ること(make)や情報発信を目的としたプロジェクトだ。1~4年生まで25人で活動中。
活動内容は、菓子木型を使った和三盆糖の型抜き体験ワークショップ、県内の菓子店と協力した商品開発、県内菓子店の取材の3つ。

和三盆のワークショップは、高松市にあるお店・豆花(まめはな)の協力で開催している。商品開発は、これまでレモンや高瀬茶を使ったクッキーを作ったり、期間限定でクレープ販売をしたりしてきた。現在取り組んでいるのは、かにわしタルト店(高松市)とのマフィンづくり。香川らしさをテーマに、県産フルーツを使ったものなどを試作中だ。完成品は、同店で販売予定。菓子店への取材は「スイーツ巡検」と名付けて、記事をWebサイトやSNSに投稿している。

KAGAWA Maker代表の経済学部3年・豊田七海さんは、「香川にこういうお菓子屋さんがあるんだと、県内外の人に知ってほしい。お取り寄せができるところも多いので、ぜひ味わっていただきたいですね」と話す。菓子店の協力なしでは活動できないため、縁やつながりを大切にしているという。

昨年から「YouTube」への動画投稿も始めた。スイーツ巡検の取材の様子を自分たちで撮影し、編集している。「インスタライブ」で、和三盆糖の型抜きの様子などをライブ配信したいとも考えている。

「活動の機会がもっと増えれば。今は、取材をこちらからお願いしているのですが、お店から『取材に来てよ』と言われるようになったら嬉しいですね」と、経済学部教授の古川尚幸さん。

8月と10月にはイベントに参加し、和三盆糖の型抜きワークショップを開催する予定。豊田さんは「香川の伝統にも触れてもらえたら」と話す。

豊田七海さん
「商品開発を一緒に行うパートナー企業や、スイーツ巡検での取材可能な菓子店を募集中です! 和三盆のワークショップ開催もお声がけください」

香川大学 KAGAWA Maker

活動内容
和三盆ワークショップの開催、お菓子の商品開発、菓子店取材
SNSは、Facebook、Twitter、YouTube
URL
https://kagawa-maker.jimdofree.com/
確認日
2021.07.15

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