総合的な探究の時間に取り組んできた「子ども食堂」が、4月から5年目を迎える。閉鎖された学校の食堂を活用して、「食育」を目的に近所の小学生を招いてスタート。1年を通して得た発見や課題が次年度の2年生に受け継がれ、活動が年々深まっている。
4年目だった2022年度は、地域の人たちとの交流を広げる、自分たちで食材を作るといった目標を新たに加え、学校の畑でサツマイモやニンジンなどを栽培。近所の農家に教わりながら土づくりから、苗を植え、夏休みも交代で世話をしながら育ててきた。学校の水道から離れた畑に水を運ぶ様子を見た近所の人が、柄杓とおけをプレゼントしてくれたことも。
予定していた1回目は、コロナの影響で内容を変更。地元の生産者が提供してくれた規格外の野菜と、その野菜を使ったレシピ集を手作りして小学校に届けた。2回目は、小学生と芋ほりや手作りの食育かるた、野菜釣りなどの交流を行った。
4年目だった2022年度は、地域の人たちとの交流を広げる、自分たちで食材を作るといった目標を新たに加え、学校の畑でサツマイモやニンジンなどを栽培。近所の農家に教わりながら土づくりから、苗を植え、夏休みも交代で世話をしながら育ててきた。学校の水道から離れた畑に水を運ぶ様子を見た近所の人が、柄杓とおけをプレゼントしてくれたことも。
予定していた1回目は、コロナの影響で内容を変更。地元の生産者が提供してくれた規格外の野菜と、その野菜を使ったレシピ集を手作りして小学校に届けた。2回目は、小学生と芋ほりや手作りの食育かるた、野菜釣りなどの交流を行った。
主に交流活動を担当し、すごろくのサイコロを手作りしたという松原和志さんは「子どもたちが楽しんでくれたのが嬉しかった」と話す。畑を担当した日笠愛美さんも「一から土を耕して農業の大変さが分かった」と振り返る。
「感謝されたり、コミュニケーションに苦労したりという実体験が自信となり、自己肯定感につながる。自ら考え行動できるようになるなど、生徒たちは成長しています」と担当の石井彩香教諭は話す。
「感謝されたり、コミュニケーションに苦労したりという実体験が自信となり、自己肯定感につながる。自ら考え行動できるようになるなど、生徒たちは成長しています」と担当の石井彩香教諭は話す。
香川県立高松東高等学校
- 住所
- 香川県高松市前田東町690-1
- 代表電話番号
- 087-847-6221
- 設立
- 明治41年
- 地図
- URL
- https://www.kagawa-edu.jp/teasth01/
- 確認日
- 2023.05.18
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