香川はどこじゃ?四国じゃ。四国はどこじゃ?

四国なんでも88箇所巡礼推進協議会会長 佐藤 哲也

column

2015.12.03

最近は讃岐うどんのおかげでようやくブランドを構築出来るようになった香川県ですが、やっぱりまだまだ地味な県です。私が大学生の頃は、関東地方をバイクで走っていると「香○○○○」(昔はこのように県名短縮表記でした)というナンバープレートを見て「香港ナンバー?ナウいじゃん(死語です)」と驚かれたものです(笑)。

お人に出身地を聞いて「東京!」とか「大阪っ」とか返事されると、頭の中の日本地図上に、すぐにその場所が矢印されると思います。これが「ばってん長崎」とか言われると、まずはイメージの中でいいかげんな九州の地図が出て来て、「その左上の海岸線のギザギザの辺り」・・・というような感じになるのでしょうか?

同じように「香川ぁ?」と聞いてストレートに、日本地図にポインティング出来るのは住んでいる我々だけであって、他の人は、まず秘密戦隊ゴレンジャーのアカレンジャーの目の部分の形が出て来て、右上の方が「うどん」、その左が「みかん」、そのまた対角線上が「おどるあほう」、一番下が「りょーま」となって、「そのうどんの部分だっけ」・・・というような順番だと思います(ああややこしい笑)。

つまり、まずは「四国」が来て次に初めて「香川」が来るのであり、それからするとブランディングすべきは「四国」の方が先じゃないかと・・・。しかも他の3県があってこそ、その比較で香川の位置や特徴が分かってもらえているのではないかと・・・。そう考えると「この微妙に小さな島」と「その中にひしめく4県の性格の合わなさ」もとい「輝く4つの個性」(笑)こそが、我々の武器ではないかと思い「四国なんでも88箇所巡礼」を推進しております。

しかしこれも日本と日本文化の井の中での話。これが世界の大海相手となるとブランディングはより努力を要します。四国は約1万8800km2で、世界で50番目ほどの広さの島ですが、世界地図で同じくらいの面積の島を調べてみると、名前を聞いたことのある島は一つもありません。ということは海外から四国を見ても同じこと。オール四国としてよっぽど目立っていかないと他の国の世界地理の教科書には掲載されません。

しかし、そんなことは重々ご承知のことと存じます。じゃあ、あなたはそのために何をしますか?しましょうか?あ、思わず大上段に構えてしまいました。すみませんでしたぁ(笑)。

四国なんでも88箇所 巡礼推進協議会会長 佐藤 哲也

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四国なんでも88箇所 巡礼推進協議会会長 佐藤 哲也

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