
アムロンに入社後、総務の仕事を担当した。子育てで一時仕事を離れたが、子どもが小学校に入学すると同時に復帰。父母の介護で大変だった時期も仕事を続けた。
高松商工会議所女性会(以下、女性会)に誘われたのは、2007年。「父母を看取ったのち、少し落ち着いた時期でしたから、私にも何かお手伝いできるかもしれないと思いました」
地域に貢献する

石柱設置式の様子
「石柱を一つ設置するには場所探しから始まり、多くの人の協力が必要です。無事に設置された時は、これがずっと残るんだと思って感動しました」。八十八箇所霊場が世界遺産になれば、地域の活性化にもつながる。だからこそ、この活動を四国のほかの地域の女性会とも連携しながら地道に続けていきたいという。
13年には、会長に就任。高松だけではなく香川県、四国の商工会議所女性会の会長と、全国商工会議所女性会連合会の常任理事も務めることになった。「本当は、人前で話すのが苦手で・・・。でも、お引き受けしたからには、今まで先輩たちが取り組んできたことをしっかり次につないでいきたいと思いました」
女性が働きやすい環境を

さぬき高松まつりにも毎年参加
一方で、働き続けたいと思っている社員が、育児休業が終わったらいつでも戻ってこられるような環境を整えている。熱を出しやすい幼児期の子どもをもつ社員を励まし、時には自ら仕事をフォローする。女性会でも、先輩会員の人脈や経験を若い会員に役立ててもらえるよう、情報交換や親睦の場を積極的に設けているほか、セミナーや研修会も開催している。
「若い人たちが成長していくのを見るのは楽しいですね」。18年には、全国商工会議所女性会連合会が毎年開催している「女性起業家大賞」で、高松の会員が優秀賞を受賞。「以前創業5年未満の部でも表彰されて、今回は10年未満の部で受賞したというのは全国初なんです。すごく嬉しかった」と目を輝かせる。
次の時代に向けて
20年には、女性会設立60周年を迎える。その3年後には、新しい県立体育館の開館が予定されている。「新しい体育館で全国から女性会の会員が集まる大会を開催してほしい。宿泊施設や交通機関などの課題はありますが、約3000人集まる大会が実現すれば経済効果も大きいと思います。その夢を、次の世代の女性会に託したいですね」
石川 恭子
岩﨑 敬子 | いわさき けいこ
- 1949年 高松市生まれ
1967年 高松高校 卒業
1971年 甲南大学 経営学部 卒業
香川鋼材株式会社 入社
1973年 香川鋼材株式会社 退社
1988年 香川鋼材株式会社 入社
香川鋼材(株)より(株)アムロンへ社名変更
2000年 株式会社アムロン 社長室室長
2002年 株式会社アムロン 総務部長
2008年 株式会社アムロン 監査役
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