週末はアウトドアへ。充実した休日を過ごすことで、多忙な日々にメリハリを付ける

東京センチュリーリース四国支店長 秋山 真彦さん

Interview

2010.06.03

東京センチュリーリース四国支店長の秋山真彦さんは、週末を戸外で過ごしていることが多いという。2007年4月に着任して以来、山に、島に、川に、公園に、名所旧跡に、美術館に・・・・・・と香川を中心に四国内に足を伸ばしてきた。「休みの日に家に居るのがいやなだけなんですよ」と話す秋山さんは、今年のゴールデンウィークも、最近の外出時の相棒・ロードバイクとともに小豆島を駆けてきた。

休日は戸外へ出て、気分を変える

仕事で多忙な日々が続くと、休日はついだらだらと過ごしてしまうことが多いが、秋山さんはその逆だ。普段の生活とは違う自然環境の中に身を置いたり、山歩きや自転車などで体を動かしたりすることで気分転換を図る。単身赴任のため自分でしなければならない洗濯や掃除などの家事は平日の帰宅後に片付けて、「休日は朝早くから出かけます。そして帰ってきてからビールを飲んで寝る、というかんじかな」。充実した休日で一区切り、気持ちを一新して次の週に向かう。

アウトドアへの興味は学生時代から

秋山さんは大学時代の4年間、体育会ワンダーフォーゲル部に所属した。入部のきっかけは「山」だった。「僕は新潟県新発田市の出身なのですが、大学進学で東京に出たら平地だらけで山が見えない。新潟ではどこからでも山が見えていただけに、なんとなくさみしかったんですね。それと高校の先輩が、ワンゲル部にいたことも大きく影響したかな」

入部してみると、山々を縦走するためのトレーニングは厳しく、10数人いた同期は4人になってしまうほどだった。しかし秋山さんはきついトレーニングをクリア、夏期は北アルプスや北海道などで2週間の長期合宿での縦走を、降雪期には雪山を避け、1年時は四国、2年時は鹿児島県の大隅半島、3年時は西表島などの横断を経験した。「夏山の2週間の長期合宿は、ハードでした。パーティーを組み、食糧を持ってテントで連泊しながら縦走します。雷が発生しやすい昼間の歩行を避けるため、夜中の12時に起床して2時出発。懐中電灯をつけて歩き、登ってくる朝日を見る。その後しばらく歩き、16時には就寝でした。疲れているからすぐ寝られるんですが・・・・・・」

大学を卒業し就職してからも山歩きは続き、単独行で北海道や北アルプスを縦走した。1989年には大学時代からの友人と2人でネパールへも出かけた。「とにかくエベレストが見たいと。ネパールからルクラまで飛行機で向い、ポーターとガイドを雇って5日間かけて登り、エベレストが見えるところまで行きましたね」。標高は5900m付近。空気は薄く、かなりきつかったというが、遠くに見えたエベレストはもちろん、周囲の山々や氷河などの美しさにも満足できたという。

歩くこと、登ること、楽しむこと

秋山さんの興味の対象は様々だ。高い山があまりない香川では里山歩きも楽しむ。最初に興味を持ったのは讃岐富士・飯野山だった。JR丸亀駅から飯野山まで歩き、そして登る。「帰りは同じ道では面白くないから、善通寺駅まで歩きました」と秋山さんはこともなげに言う。香川では五剣山にも出かけた。四国内では剣山、赤星山、石鎚山などへ。「石鎚は単独で縦走しましたが、僕以外に人に逢わなかったのが寂しかったですね」。山歩き以外では、大歩危でラフティング、四万十川でカヌー、宇和島ではシーカヤックを経験した。

移動用にとロードバイクを購入してからは、自宅を起点に引田、琴弾公園、大串半島、金刀比羅宮、桃陵公園などへでかけている。目的地までスムーズに動けて、ますます行動範囲が広くなったという。

「アウトドアとしては中途半端かもしれませんが、僕は楽しんでいますよ」。心身ともにリフレッシュできる秋山さんの休日の過ごし方、見習いたいものだ。

秋山 真彦 | あきやま まさひこ

略歴
1961年 4月 新潟県新発田市生まれ
     (秋山酒店次男坊)
1985年 3月 成蹊大学経済学部卒業
1985年 4月 センチュリー・リーシング・システム
      株式会社入社
      情報機器営業部、情報システム部、
      上野支店、新規事業の立ち上げなどを経て
2007年 4月 四国支店長
2009年 4月 東京センチュリーリース株式会社
      四国支店長
写真
秋山 真彦 | あきやま まさひこ

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