
インターネットや通信販売・・・・・・、買い物の形態は本当に多様化している。それでも欲しいものを決めて買う瞬間はどんな形でも最も楽しい時間だろう。そんな買い手の気持ちを大切にしたい、そして売り手も同じ気持ちで商品を薦めたい。「ワクワク感を大切にしたいんです」。株式会社セシールコミュニケーションズ社長の金城健秀さんは楽しそうに話す。
「また電話しよう」と感じるコミュニケーション
セシールコミュニケーションズは、2006年カタログ通信販売大手セシールのコールセンター部門が独立したものだ。30年以上培われてきた販売やコミュニケーションスキル、さらにはマーケティング営業。これらを活用したビジネス展開だ。
コミュニケーションスキル向上のために
このため、セシールコミュニケーションズではコミュニケーションスキル研修に加え、コミュニケーターの電話対応をモニタリングして、「こういう言い方をすればもっとお客様がいい気持ちになれるよ」など、一人ひとりがよりスキルアップできるためのキーポイントをマンツーマン指導で行っている。
これによって、より高いレベルのコミュニケーションスキルを持つコミュニケーターの育成方法を確立している。
電話を通じて全国物産展を――
そしてもう一つ、ブラジャーを買ったお客様に、沖縄の「モズク」といった全く関係のない商品を薦めるのが「クロスセル」だ。セシールコミュニケーションズ独自の取り組みだ。人気なのは健康食品やサプリメントだ。しかし、金城さんはこの商品の幅をもっと広げ、電話をかけてきた人に楽しんでもらいたいと話す。
「日本全国の物産展を電話の中でやってみたいですね」
コンタクトセンターのある北海道や沖縄をはじめ、旅をしないと味わえない地元の特産品を販売するものだ。
ワクワク感と更なるビジネスへの展開

これを加える事で、最近マーケットが小さくなりつつある電話ビジネスの可能性を広げると金城さんは話す。
「電話の中でできる事、楽しみ方はまだまだある。それを開発していきたいですね」
そして、この取り組みが将来、インターネットと融合したり、様々な形のビジネスとして広がっていくと加えた。
コミュニケーションツールとしての「電話」はもう古い部類に入るかもしれない。しかし、人と人が話すという基本的なコミュニケーションを大切にすることで、多くの人が楽しみながら情報を共有できる新しいメディアに進歩しているような印象を受けた。
最後に金城さんは、「社員は一緒にワクワクできる仲間。その仲間とお客様にいろいろな提案をしていきたいですね」と笑った。
金城 健秀
株式会社ディノス・セシールコミュニケーションズ
- 住所
- 香川県高松市観光町545-3 セシール第3ビル
- 代表電話番号
- 087-883-1111
- 設立
- 2006年
- 社員数
- 1100人
- 事業内容
- ・総合通信販売事業(カタログ・テレビ・インターネット
等によるファッション、家具・インテリア、美容健康
商品他の販売)
・リテンションマーケティング事業
・フラワーネット事業
・法人向け事業(卸事業、広告事業他)
・保険事業
・催事・店舗事業 - 資本金
- 5000万円
- 地図
- URL
- http://www.com.cecile.co.jp
- 確認日
- 2010.06.17
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