海上ハイヤーサービスが誕生

瀬戸内アイランドクルーズ

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2019.05.17

瀬戸内アイランドクルーズが所有する船

瀬戸内アイランドクルーズが所有する船

4月から、個人・法人向けに海上ハイヤーサービスが始まった。運営するのは、香川県内の企業4社が出資して今年2月に設立した瀬戸内アイランドクルーズ㈱だ。昨年の夏ごろから設立の準備を進め、瀬戸内国際芸術祭2019の開幕に合わせてサービスを開始した。

同社は、全長12㍍ほどの船を3艘所有。定員は大人10人で、2時間~8時間の基本コースプランの他、希望に合わせたフリープラン(最長8時間まで)にも対応する。現在、アジアからの利用者が多く、小豆島、豊島、直島を巡るルートが人気だという。船には74言語に対応している小型音声翻訳器「ポケトーク」を搭載。問い合わせや予約はホームページで受け付けている。

代表取締役の川口修さんは「元々は、県外からのお客様をもてなすいい方法はないかと、法人向けに考えたサービス。外国人観光客の人たちにも、楽しんでもらえると思います。貸し切りで運航するのでグループで芸術祭を巡るのに便利ですが、芸術祭以外の期間にも利用していただきたいですね」と話す。サンセットクルーズや瀬戸大橋を下から眺めるのがおすすめだという。

今後は旅行代理店や大型クルーズ客船の運営会社とも連携して、瀬戸内海の島々を巡るツアーをつくっていく。

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