当面は講座等の企画開催によるAI人材育成を軸に据えながら、AIを活用した地域や企業が抱える課題解決の支援、実証実験を順次推進していくという。運営は三豊市、松尾研究室、香川高専の3者が協力し、一般社団法人みとよAI社会推進機構(通称:MAiZMマイズム)が行う。
昨年からの一連の動きを主導してきた三豊市長の山下昭史氏は、「これからがスタート」と何度も繰り返しながら、「本質的に同じ問題を抱える同士が、皆で一緒に課題に挑戦し、豊かな社会を実現していく」と力強く抱負を述べた。
松尾教授は、現在は「新しい産業が生まれるに違いない、大きな変化にある。小さなゴールでは取り組む意味がない。最終的には付加価値=儲けを意識することが大事」という。山下市長の描く「人材育成の過程で課題とのマッチングが生まれ、プロジェクトがスタートしていく」先には、「世界に通用する企業が生まれる可能性もある」と力を込める。
「こうした可能性を本気で信じられるか」
であれば、最後に述べられたこの言葉こそが、“みんなで作り上げるべき社会”へのスタートラインにしなければならない。
三豊市の「M」と松尾研究室の「M」で、関わる全てのヒトとコトのAtoZ「AZ」を繋ぎ、人工知能「Ai」によって解決していきたい。
語感はmy-ism。三豊独自のエコシステムである「三豊モデル」を、将来は全国展開していきたい。三豊主義(三豊イズム)の主張。
そうした思いに繋げた名前です。
一般社団法人みとよAI社会推進機構
- 住所
- 香川県三豊市財田町財田上2171番地1
- 代表電話番号
- 0875-23-6120
- 設立
- 2019年
- 事業内容
- 1.AI人材育成に係る講座等の企画開催
2.地域課題解決のためのニーズシーズマッチング
3.企業課題解決のためのニーズシーズマッチング
4.資金の獲得及び管理
5.AIに係る情報発信
6.参加企業等との情報交換の実施 - URL
- http://www.MAiZM.or.jp
- 確認日
- 2019.04.01
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