「自治体ポイント」始まる

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2019.07.31

総務省の公的個人認証サービス広報用ロゴマーク「マイキーくん」

総務省の公的個人認証サービス広報用ロゴマーク「マイキーくん」

買い物をすると金額に応じて、カードにポイントが貯まっていく。すっかりおなじみになったサービスだが、自治体にもポイントがあることをご存じだろうか。県内では香川県と高松市が「自治体ポイント」を導入している。

2017年9月に総務省が発表した「マイキープラットフォーム構想」。マイナンバーカードを活用して、公共施設などの利用者カードを一枚にするとともに、自治体のボランティアポイントや健康ポイントなどをクラウド化。クレジットカードなどのポイントも合算して、住民の社会活動の支援と地域の消費拡大につなげることを目指すものだ。現在整備中で、全国の都道府県など各自治体でポイントの導入が始まっている。

自治体ポイントを使うには、まずマイナンバーカードを取得し、「マイキープラットフォームポータルサイト」でマイキーIDを登録する。そして「自治体ポイント管理クラウド」から、自分が使用しているクレジットカードのポイントや航空会社のマイレージを自治体ポイントに交換して合算する。ポイントは地域やオンラインでの買い物に使える。
高松市役所1階にある、高松市ポイントからMEGURIN(めぐりん)への交換端末

高松市役所1階にある、高松市ポイントからMEGURIN(めぐりん)への交換端末

高松市は18年4月から、マイナンバーカードの普及促進と、地域での消費拡大を目的とした「高松市ポイント」の実証実験を始めた。高松市ポイントは、丸亀町商店街の地域マネー「KAME券」や地域ポイント「MEGURIN(めぐりん)」に交換して、買い物や地域スポーツの観戦などに使用できる。

高松市行政改革推進室は「マイナンバーカードがあれば、高松市民は休日や夜間でもコンビニエンスストアで住民票の写しや所得課税証明書などを取得できます。今後は電子申請で様々な行政サービスが利用できるようになる見込みです。マイナンバーカードや高松市ポイントの利便性向上を検討していきたい」という。
「めいぶつチョイス」で購入できる県産品の一例

「めいぶつチョイス」で購入できる県産品の一例

香川県は19年7月から「香川県ポイント」を開始。1香川県ポイントを1円として、通販サイト「めいぶつチョイス」で県産品の買い物に使える。香川県内で、マイナンバーカード交付の対象になるのは99.3万人、そのうち交付済みは10.4万人(ともに19年4月時点)。県民の約1割がマイナンバーカードを持っていることになる。

香川県政策課は「一人でも多くの方に、マイナンバーカードを作っていただけるきっかけとなったら。めいぶつチョイスで購入できる品目を増やすなど、香川県ポイントの魅力を感じてもらえるようにしていきたい」としている。

20年夏ごろには、自治体ポイントにプレミアムを上乗せする事業を、総務省が始める予定だという。

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