宿泊施設を応援!SNSでコンテストも

高松市観光交流課

News

2020.06.16

高松市内の観光名所と言えば、屋島山上、玉藻公園、栗林公園、塩江温泉郷などだが、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため休業した施設や土産物店は少なくなかった。市で把握している屋島山上と玉藻公園への観光客数は昨年と比べて、7割以上減少したという。観光交流課・課長の黒田秀幸さんは「緊急事態宣言が解除されても、やはり皆さん外出を控えているように感じます。しばらくは県内でのレジャーが中心になるのでは」と話す。

市は独自に「宿泊業応援金」を実施。感染症で大きな影響を受けた、高松市内で宿泊施設を営む法人と個人事業主に給付する。旅館とホテルは1施設30万円、簡易宿所は1施設10万円。申請は7月31日(金)まで。今後、高松市の魅力を発信してもらうためにSNSを活用したキャンペーンも開催する予定だ。風景やグルメなど、高松の魅力を収めた写真などをSNSに投稿してもらい、コンテストを実施するというもの。
黒田さんは「団体から個人へと、旅行の在り方も変わってくると思います。週末に人が集中しないよう、平日に来てもらう工夫もしていきたい。風光明媚な瀬戸内海に面し、公共交通のアクセスも便利な高松はコンパクトに周遊できるのが魅力。まずは地元の良さを改めて感じていただき、香川、四国、中国地方と誘客のターゲットを徐々に広げていけたら」と話している。

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