オンラインで合同入社式と新入社員研修

香川県中小企業家同友会

News

2020.04.01

新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、入社式を中止する企業が多い中、オンラインでの開催を選ぶ企業もある。社員は出社せず、自宅のパソコンなどからウェブ会議の形式で入社式に参加し、映像で訓示や祝辞などを視聴するというもの。

香川県中小企業家同友会は4月1日、オンラインで合同入社式と新入社員研修を行い、約1,600の会員企業のうち、12社20人が参加した。1~5人の採用が多い中小企業のために合同入社式と、社会人の在り方やマナーを学びながら社外にも同期の仲間を作ることを目的に新入社員研修を毎年開催しているが、オンラインでは初めて。同会が香川県産業頭脳化センタービル(高松市)から祝辞や講話を配信し、参加者は各社の会議室などでパソコンを通じて視聴した。
あいさつする香川県中小企業家同友会・代表理事の林哲也さん

あいさつする香川県中小企業家同友会・代表理事の林哲也さん

代表理事の林哲也さんは「中小企業は『小さな一流企業』であるという誇りを持って、仕事に取り組んでください」と話した。高松市の大西秀人市長は、動画で祝辞を寄せた。新入社員代表は「笑顔を忘れず、世の中の役に立つような仕事をしていきたい」とあいさつした。

入社式の後は、株式会社かのんの山本かおるさんが講師を務めて、新入社員研修を実施。「志」をテーマに、ワークショップ形式でこれから働く上での目標を立てた。研修は2日も引き続き行う。半年後には、フォローアップ研修も開催予定だ。

記事一覧

おすすめ記事

メールマガジン登録
メールマガジン登録
ビジネス香川Facebookページ