県社協へ食料品を寄贈

NTT西日本 香川支店は、新型コロナウイルスに影響を受けた子どもや学生を支援するために、食料品を香川県社会福祉協議会に寄贈。5月27日に、県社会福祉総合センターで贈呈式を実施した。

同支店長の北口哲也さんは「今回のコロナショックは、これまでに経験のないことで、多くの県民の方がご苦労されていると思う。社会福祉協議会が高松大学に食料品を寄贈したというニュースを見て、NTTにも何かできないかと考えた」と、寄贈に至ったきっかけを話した。NTT西日本では日ごろから災害に備えて、各拠点で従業員数に応じて1週間分ほどの水やごはんといった食料品を備蓄している。今回寄贈したのは、香川支店の備蓄の一部であるアルファ米2,300食、500mlの飲料水4,500本。

同協議会・会長の西原義一さんは「県社協では生活困窮者のための食料品寄贈などを、地域や企業のみなさんに呼びかけている。今回の寄贈は大変ありがたいこと。今後も地域福祉推進のための支援をお願いしたい」と話した。寄贈された食料品は、同協議会とNPO法人フードバンク香川を通じて、支援団体や香川大学などに配布される。

また、北口さんは「夏には豪雨や台風など災害発生の恐れもある。感染症の予防に努めながら、通信環境を守っていきたい。引き続き、ICTの活用などでも地域の皆さまに貢献できたら」と話した。