山川草木敵味方

四国なんでも88箇所巡礼推進協議会会長 佐藤 哲也

column

2021.02.18

今年に入り、日本でもようやくワクチンの話が出てまいりました。ウイルスに対して科学的論理的に対処するには、効果分析数値について今ひとつ心許ない自粛や宣言云々よりも、やはり最終的には人間の科学の粋を集めたワクチンや特効薬頼みとなります。コロナという声が世の中で聞こえ始めてもう1年となりますが、パンデミック騒ぎもあったものの、此処にきてようやく実質的対抗策が実行されることとなりました。

思えばこの1年間でいろんなことがありました。地球上の自然におけるコロナウイルスと人間との関係は何も大きくは変わり様がないので静かにワクチン開発を待てばよいのですが、それに対する「人心」の動きが、人間の文明や時代や歴史を劇的に変えたように思います。そしてある意味、人間社会の限界やいろんな個人のいざという時の対応力やその人の死生観に至るまでが表面に現れたように思います。令和を終えて次の年号になったときに、今回の人間社会の騒ぎが、果たしてあとの時代の人たちにどのように評価されているのでしょうか。

またこれを経て変わった歴史はより加速されてどちらに向かうのでしょうか。自分たちにとって良い方向に向かうのかそうでないかは住んでいる場所や置かれている立場で変わるでしょう。いずれにしても個々人がいかに生きるのか決めるのは依然として自分自身の考えによります。歴史の転換点では必ずしも政治家や偉い人ではなく一般の生活者の中にその信念を持つ人が増えてくると思います。これからもやみくもに世相に惑わず惑わされずに長い視点で生きたいものです。

四国なんでも88箇所 巡礼推進協議会会長 佐藤 哲也

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