来たるべき世界

四国なんでも88箇所巡礼推進協議会会長 佐藤 哲也

column

2021.08.19

この1年半というもの、どこに行っても誰に会ってもコロナコロナの話ばかりでした。

確かにただざる苦労とインパクトを人間社会に与えておりますが、それによって我々人類も内向きになり、次第に「飽き」が来るようになりました。ワクチンも徐々に行き渡るようになり、お昼のワイドショーの半分は「普通の」ネタになりました。ただ、人の噂も75日とはいえ、未だにコロナより強い話題は見つかっていないような気がします。マス・マーチャンダイジング的には、そもそも「オリンピック」がそれに換わる目論見だったようです。これを執筆しているのは開会式直後ですが、はたしてうまくいったのでしょうか。

なんでもかんでもコロナと結びつけたりするのではなく、またいつまでたっても「復興」とか「リベンジ」とかの数値的根拠のない言葉で奮起を興そうとするのではなく、このあたりで「コロナ」はどこかに置いておいて、本来平穏なときにやっていたような現状数字の冷静な分析で、また歴史という大きな流れで今を分析した場合、地域にとっても団体にとっても個人にとっても、今ここで手を打たないととりかえしのつかないポイントが近づいてきていることに気をつけた方が良いかもしれません。

おそらくこれからを長く生きなければならない若い世代のほうがなんとなく勘づいているのかもしれません。その意味でも、より大きな世界観と時間観で現状を捉え、いろいろな選択肢を自分の頭で考えて実行していかねばならないでしょう。自分の目の前のためにではなく、こんなときだからこそ、後世に続く人たちが志をもって働けるような社会を造る責任が、この地域の今を生きる1人1人にあると思います。

四国なんでも88箇所 巡礼推進協議会会長 佐藤 哲也

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