その成果を発表する「第4回香川県高校生探究発表会」が3月12日に開催された。参加は21校で、43件のテーマで生徒たちによるプレゼンテーションが行われた。開会に先立ち、県教育委員会・工代教育長が登壇。探究を進める中で、計画の変更や困難な課題に直面し、途方にくれたこともあったと思うが、それを克服する過程は人生そのもの。予期せぬこともおもしろいと思いながら、一つひとつ課題をクリアすることが成長につながる、と挨拶した。
発表は「現代社会の問題に挑む」「科学技術で未来を拓く」「郷土は私が盛り上げる」と、3つの大きな分科会に分かれ、子ども食堂の取り組み、横断中の交通事故を減らすロボットアイデア、地域の特産品の提案など多彩な内容が取り上げられた。発表を聞いた他校の生徒たちからは、「なぜその実験方法を採用したのか」「製造したものを、ターゲットにどのように発信するのか」といった質問や意見があがり、活発な議論が行われた。
実際に発表した生徒は、「質問を聞いて、自分たちが思いつかなかった新たな発見があった」、「研究の成果にも達成感があったが、一緒に進めてきた仲間に助けられたことにも感謝したい」と話し、未来につながる貴重な経験となった。
おすすめ記事
-
2025.05.15
地域での学びを地域に活かす
「第6回香川県高校生探究発表会」開催香川県教育委員会
-
2023.01.13
「高校生懸賞論文2022」表彰式を実施
香川大学
-
2025.11.18
安全と働きやすさを重視して
モチベーション向上を図る四国倉庫
-
2025.11.18
確立した教育体制で
個々のステップアップを目指す篠原林業
-
2025.11.18
時代に沿った働き方改革で
定着率が大幅アップ四国オーエム
-
2025.11.18
多彩な人材育成で信頼関係を築き
選んでもらえる店舗づくりアメックス
-
2025.11.18
グループ一貫の加工を支える
板金のスペシャリストたち竜王金属
-
2025.11.18
見えなくても妥協しない!
建物の快適さを創る職人技大協建工
-
2025.11.18
オーダーメイドのものづくりを通して
技術やノウハウを蓄積するカワニシ
-
2025.11.20
マラソン大会をきっかけに地域活性化
スポーツと地域の資源をどう組み合わせればいい?ビジネス香川編集室
-
2025.11.20
養殖ノリを食害するクロダイを商品化














