見せ方も自分たちで工夫する実験ショー

高松北高校

Interview

2023.09.21

生活の中で不思議に感じたことを探究、実験、理解する活動を続けてきた「理学部」は、歴史ある部活動。依頼があれば地域のイベントや子どもたち向けに科学実験ショーやワークショップなどを行い、科学のおもしろさを多くの人と共有している。

活動の一つとして、7月に屋島東コミュニティセンターの依頼で実験ショーとワークショップを実施。地域の子どもたち約40人を前に部員17人が9つの実験を披露した。「リモネン」で風船を割る実験では、割れる音に子どもたちが大騒ぎ。目の前で不思議なことが起こるたびに「なんで?」「すごい」と歓声を上げていた。

部長の白石陽也さんは、「自分で実験するだけじゃなく、“楽しんでもらう”にはどうするかみんなで相談して見せ方を工夫しています。お客さんの反応がいいと嬉しい」と言う。

実験ショーの後は、グループに分かれてビー玉万華鏡などをつくるワークショップ。部員はアドバイスしたり子どもたちの質問に答えたり。「自分ではできない実験ができるので楽しい。司会や様々な人とのコミュニケーションを経験することも勉強になる」と1年の竹田杏奈さんは話す。

「経験を重ねるうちに、すべての実験の流れを把握して自分で考えて動けるようになる。喜んでもらえることで達成感もあるし成長にもつながっている」と担当の松木正子教諭は見守る。

香川県立高松北高校

住所
香川県高松市牟礼町牟礼1583-1
代表電話番号
087-845-2155
設立
昭和58年4月
地図
URL
https://www.kagawa-edu.jp/kitah02/
確認日
2023.09.21

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