新分野に挑戦することが
技術の蓄積、人材育成につながる

森川ゲージ製作所

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2025.09.15

左:製造部組立課 精密仕上Gr係長 櫛田 稔さん(高松工芸高校出身) 右:製造部機械加工課 マシニングセンタGr 植村 勇斗さん(津田高校出身)

左:製造部組立課 精密仕上Gr係長 櫛田 稔さん(高松工芸高校出身)
右:製造部機械加工課 マシニングセンタGr 植村 勇斗さん(津田高校出身)

新分野、新規製品に挑戦する中で、課題克服のために試行錯誤することが技術の蓄積や人材育成につながる。ものづくり人材育成に注力する森川ゲージ製作所には、高度熟練技能者をはじめ技能検定2級以上取得者など、多くの優秀な技術者が在籍している。

機械部品などの仕上がりサイズを検査するため精密さが求められる「ゲージ」の製作から創業。技術が認められ、建設機械、船舶エンジン機器ほか様々な依頼が寄せられ、それらに挑戦していく中で技術を高めてきた。機械、金属など41種の分野で技能を競う「技能五輪」への出場や技能検定への挑戦も積極的にサポートしている。

経験の有無を問わず先輩が基礎から技術を伝え、検定前にはともに勉強することも。合格すると手当があるほか、合格しなくても自身のスキルの把握や課題発見につながっている。この蓄積された高い技術をもとに、新製品開発も目指している。

◆キーワード


アップスキリング

現在の業務に活かすため、すでに持っている知識やスキルを磨いたり、新たなスキルを習得したりすること。企業が従業員の能力を再開発する仕組みづくりが求められている。

株式会社森川ゲージ製作所

設立
1955年
社員数
54名(男性48名、女性6名)
所在地
[本社・工場]〒761-0613
木田郡三木町上高岡432
[第2工場]〒761-0612
木田郡三木町氷上620
代表電話番号
087-898-1151
事業概要
精密機器、油圧・空圧・水圧機器、舶用エンジン機器

食品加工機械、セラミックス製品の設計・製造・販売
資本金
2,400万円
地図
URL
http://www.mg-w.co.jp/
確認日
2021.08.27

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