ミーティングルームには
サンプルがずらり
德永さんは、小さな袋詰め商品を手掛けてみたいと前々から考えていた。そこに起きた2011年の東日本大震災。一時、一大産地である東北のお米の取り扱いが難しくなった。「世の中は自分の想定外のことが起きるんだ。外部環境に左右されない商品を作りたい」。そう思うようになった。
葬儀などの返礼品としてパック詰めの日本茶をもらうことがよくあった。「これがお米だったらどうだろう。必ず食べてもらえるんじゃないか」。封筒大のパッケージにお米を詰めて、企業のノベルティ(記念品や販促品)として使ってもらうことを思いついた。しかし、くりやにある従来の充填機では小袋に対応できない。そこで、茶葉やコーヒー豆を袋詰めする機械のメーカーに協力を依頼。手渡しにちょうどよい大きさで、メール便でも送れるオコメールが完成した。1合が10.7センチ×22.8センチ、2合が10.7センチ×26センチ。真空パックされており、厚さは1センチ程度だ。
オコメールのデザイン例
パッケージのデザインは持ち込みか、くりやオリジナルのテンプレートから選ぶ。あえて余白を作り、メッセージやイラストが書き込めるタイプも。中に詰めるお米は全国の産地から選べる。「農業や食品と関係ない業種の企業にもノベルティとして使ってもらえるので面白いんですよ」。現在、年間約100万個の注文がある。
訪日外国人を
ターゲットにした
和風パッケージ
【HP】http://oco-mail.jp/
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