高松自動車道の4車線化が完成

NEXCO西日本四国支社

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2019.02.21

高松自動車道の津田トンネル付近(提供:NEXCO西日本四国支社)

高松自動車道の津田トンネル付近(提供:NEXCO西日本四国支社)

西日本高速道路(NEXCO西日本)四国支社が進めてきた高松自動車道4車線化工事が、3月8日(金)に完成する。15時から4車線で走行できる予定だ。

高松自動車道は、1987年に善通寺インターチェンジから西側が開通。2003年に全線開通したが、高松東~鳴門インターチェンジ間の51.8㌔は2車線での開通だった。このたび全線が4車線になることで、渋滞の解消、安全性のさらなる向上などが期待できる。

高松東から鳴門まで、2車線では混雑時に89分かかっていたところが、4車線では33分まで短縮される見込み。渋滞が解消されることで、定時性も向上。京阪神への水産物の流通や、消防による救急搬送でも時間短縮で貢献できる。

先に4車線化が完成した区間は、2車線に比べて、交通事故が発生した時の死亡事故になる割合と通行止めになる割合が半減していたという。災害が発生した場合にも、緊急車両の通行確保、国道の代替路などの役割を果たす。

9日には関係者らで完成式典が行われる。

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