家族旅行した豪州の海で スキューバに魅せられた

三井住友銀行高松支店長 兼高松法人営業部長 三野 眞さん

Interview

2013.02.21

5年前に妻と息子を連れて旅行したオーストラリアで美しい海に出合った。シュノーケルを付けて素潜り、海中を体験した。表現しがたい気持ちよさ。帰国後、横浜の自宅近くのダイビングショップに。講習を受けライセンスを取得。道具も買いそろえた。

渋滞が嫌でバイク免許

よく行くのは伊豆半島の海。横浜から近いし、変化に富む海がきれい。最初は車で通っていたが、2年半前に二輪の免許を取り、ホンダの88年型250ccを購入した。

後ろの荷台にスキューバ道具一式。渋滞を心配することなく横浜・伊豆を往復、時間いっぱい日帰りダイビングを楽しむ。バイク免許取得直後、友人に「いい年をして、危ないよ」と言われた。「風になりたくて……」と返事した。製造後25年経つ年代物の中古バイクを人に見せる場面があれば「ヴィンテージや」と言って見せることにしている。

沖縄によく行く。「慶良間諸島の海に魅せられています。本当にきれいです」。何度でも行きたい。

故郷で勤務の幸せ

高松市のど真ん中、錦町で生まれ育った。二番丁小学校を卒業した。支店は兵庫町。単身赴任の心身を休ませるマンションは扇町。毎日、徒歩通勤しているが、幼かったころ記憶に染みついた懐かしい街並み、横丁のにおいは今も変わらない。

「この年になって地元に戻り勤務できるなんて夢にも思いませんでした」。商店街を歩けば、少年だったころの遊び仲間に出会う。メガバンクで働きながら、出身地が勤務地になることはめったにない幸運。大事に思う。

四国では、三井住友銀行は3店舗ある。松山と新居浜、そして高松。高松支店は旧三井銀行が終戦直後の1947年に開設したのが始まり。支店長と兼務する高松法人営業部長業務は多忙。ふっと我に帰るとき、高知県・柏島や徳島県・美波町など四国で有名なダイビングスポットに思いを馳せる。

三野 眞 | みの まこと

略歴
1962年12月15日 高松市生まれ
1986年3月 東京大学法学部卒業
1986年4月 株式会社三井銀行(現三井住友銀行)入行
2008年4月 公務法人営業部 部長
2010年4月 総務部 独占禁止法モニタリング室長
2012年4月 高松支店長兼高松法人営業部長

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