中学時代に出合った生涯の楽器。それは身長で決められた?
魅力あふれるホルン。実は世界一難しいといわれる金管楽器

ホルンの魅力は、楽器特有の「難しさ」にもつながる。形からは想像もつかないが、大型の金管楽器チューバなどと同じくらいの管の長さがあるために、唄口から吹きこむ息の加減や音程のコントロールが難しい。にもかかわらず、曲の思わぬ部分でやってくるソロが意外に多い。「楽器の構造をわかっている作曲家ばかりではないので、大変なんですよ」
工学部を選び進学した大学には吹奏楽団はなく、都築さんは市民オーケストラで活動、入団時に楽器も購入した。「オケには上手な人が多くて、僕は4番パートを吹いていました」
大学卒業後は国鉄に入社、団体での演奏からしばらく遠ざかるが、再び楽団で演奏する機会がやってくる。1988年に開かれた瀬戸大橋架橋記念博覧会、現在も記念公園に残るマリンドームでは、期間中県内の吹奏楽団のステージが毎週のように行われていた。これに出演するために広く部員を募ったJR四国吹奏楽部に都築さんも参加、久々に団体での演奏を経験した。
一人で吹くのもいいけれど、仲間とならもっと楽しいはず。

現在、職場のバンドJR四国吹奏楽部は部員数の関係で残念ながら活動は休止中という。都築さんは今後は、小編成でのアンサンブル演奏ができればいいなあと考えている。「ホルンはこれからもずっと吹いていきたいですからね。そしてホルンはもちろん、他の楽器でも一緒に吹く仲間や機会が増えることを楽しみにしたいですね」
都築 高司 | つづき たかし
- 略歴
- 1953年10月 善通寺市生まれ
1972年 3月 県立丸亀高校卒業
1977年 3月 愛媛大学工学部機械工学科卒業
1977年 4月 国鉄入社
車両の検査修繕や機関助士、運転士を数年間、
後、人事課へ。
経営企画室、営業部など勤務
1998年 3月 徳島駅長
2000年 4月 営業部販売課長
2008年 6月 高松駅長 - 写真
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