「希少糖ボール」を丸亀の特産品に

地元有志が設立した「まるがめ世話やき隊」は、百十四銀行や行政と連携を図り、地域活性化に関する事業企画や地域課題の解決などに取り組む。

5月23日には丸亀市内の飲食店のテイクアウトグルメをドライブスルー方式で販売する「ドライブスルーでエール飯in丸亀」を実施。6月27日には、ベーカリートレアピとともに新商品「希少糖ボール」の発売記念イベントを開催した。

トレアピは丸亀市の通町商店街に店舗を構えており、「丸亀名物のオリジナル商品を開発して地域活性化につなげたい」との思いがあった。商品開発の相談を受けたまるがめ世話やき隊が、百十四銀行にプロジェクトの支援を依頼。ビジネスマッチングにより、トレアピは有限会社西内花月堂（まんのう町）からは商品開発のアドバイスを、株式会社レアスウィート（三木町）からは希少糖を使用するノウハウの提供を受けた。穴吹デザインカレッジに協力を依頼して、商品パッケージを制作し「希少糖ボール」が完成した。

希少糖ボールは、香川の特産品である希少糖を使った一口サイズのフィナンシェ。上品な甘さが特徴で、一つずつ異なる味わいや風味が楽しめるという。