ライフラインも世代も
新たな時代へ「つなぐ」

三友電工

Tec✕Tec

2024.03.21

(写真左から)技術者 岡 亮太(おか・りょうた)さん 高松北高校出身/白石巧大(しらいし・こうだい)さん 今宮工科高校出身

(写真左から)技術者 岡 亮太(おか・りょうた)さん 高松北高校出身/白石巧大(しらいし・こうだい)さん 今宮工科高校出身

現代生活に欠かせないライフラインの一つ、電気。発電所でつくられた電気は変電所を中継して各エリアに配電され、地域の暮らしを支える。三友電工が扱うのは、発電所から変電所までの超高圧送電を担う「特別高圧電力ケーブル」の施工。地中に埋設されることが多く日頃見かけるチャンスは少ないが、人体でいえば大動脈のような役割を持つ最も重要なケーブルだ。新しいケーブルの布設・接続、メンテナンス、古いケーブルの撤去まで一貫して施工できるのは、四国では同社のみ。手掛ける現場は全国、海外に及ぶ。ケーブルは約30年サイクルで更新され、「私が設置したケーブルを息子が撤去することもありますよ」と寺井昇次社長。

寺井社長が70歳の節目を迎える今年、「これからは若手の時代に」と、息子の寺井誠次専務取締役に代替わりを予定。誠次さんは「普通なら入れない特殊な場所に立ち、自分の力を発揮する『かっこいい仕事』だとずっと思っています。従業員の立場も知る経営者として、四国オンリーワンの責任と信頼を守りたい」と意気込む。

◆キーワード


送電

発電所でつくられた電気は超高電圧から変電を繰り返し、徐々に電圧を下げながらまず鉄道や大規模工場、大規模ビル・中規模工場、小工場、住宅などへと送られる。

株式会社三友電工

住所
香川県高松市塩江町安原下第2号967
代表電話番号
087-897-0732
設立
平成2年9月1日
事業内容
6000ボルト〜50万ボルト 電力用ケーブル布設工事
6000ボルト〜15.4万ボルト 電力用ケーブル接続工事
原子力・火力・水力発電所関係電力ケーブルメンテナンス工事
地中送電線(地中埋設電力ケーブル)電力ケーブルメンテナンス工事
洞道内(電力用トンネル内)照明設備・監視システム関係設備の据付工事
防災工事
通信用光ケーブル接続工事
地図
URL
http://kk-sanyu.co.jp/
確認日
2024.03.21

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