品質改善に向けた自主的な活動で
新たな顧客開拓を目指す

山城金属

Tec✕Tec

2024.05.14

写真左:第二製造部 第4生産課 主任 田鍋成基さん(多度津高校) 写真右:技術部 技術1課 前田陸斗さん(坂出工業出身)

写真左:第二製造部 第4生産課 主任 田鍋成基さん(多度津高校)
写真右:技術部 技術1課 前田陸斗さん(坂出工業出身)

山城金属は、自社で手掛けた精密な金型を使ったプレス加工技術に定評がある。「丸いもの」の加工を得意とし、自動車の滑らかな回転運動を支えるベアリング用シールドなどを製造。ゆがみのない「真円」を目指す高度な加工技術を活かして新たな顧客を獲得するため、様々な取り組みを進めている。

その一つがさらなる品質の向上だ。品質改善のため現場の従業員が小グループに分かれて自主的に意見を出し合い、実際に行動につなげる「QCサークル活動」を実施している。社内に約20のグループがあり、資材発注から入荷・管理、製造、品質検査、出荷まで、自分が主に携わる業務について話し合う。さまざまな業務の現場で活動が行われるため、コスト削減や安全性向上など改善点は多種多様。年に1度は、各グループの活動を発表して情報を共有している。

◆キーワード


QC

「Quality Control」の略で品質管理という意味。品質管理に小集団で取り組む活動をQCサークル活動といい、作業効率アップのほか人材育成にもつながるなどメリットがある。

山城金属株式会社

住所
香川県丸亀市綾歌町岡田上1785
代表電話番号
0877-86-3135
設立
1961年12月
社員数
本社工場 31名 満濃工場 119名 計 150名(2023年9月現在)
事業内容
金属プレス加工製品の製造
メカニカルシール用部品、エアーバッグ用小物部品、ベアリング用シールド、オイルシール用芯金、ベアリングシール用芯金、精密プレス加工部品他
地図
URL
https://www.yama-shiro.co.jp/
確認日
2024.05.16

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