新たな事業を立ち上げ
環境変化やニーズに応える

ヴィーネックス

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2025.09.15

左:営業部 マネージャー 小久保 匡さん(奈良県立奈良高校出身) 右:(新規事業開発) ディレクター 龍満和明さん(香川高専高松出身)

左:営業部 マネージャー 小久保 匡さん(奈良県立奈良高校出身)
右:(新規事業開発) ディレクター 龍満和明さん(香川高専高松出身)

事業の成長過程は、創業から成長、安定を経て衰退・再成長という段階をたどり、企業が発展し続けるためには適切な時期に次の柱となる新規事業を展開する必要がある。

ヴィ―ネックスは、紙幣が本物か偽物かを瞬時に判別するための超高性能な「紙幣鑑別センサ」を製造・販売。センサに紙幣をコンタクト(接写)させ、紙幣を正確かつ高速で読み取るコンタクトイメージセンサ(CIS)は、世界各国のATMで使われている。

しかし、近年のキャッシュレス化という環境の変化を受け、CISのノウハウを活かしながら数年かけて新製品を開発。センサと対象物との距離を広げ、食品や半導体といったコンタクトできない対象物も高い精度で読み取れる「CIS型ラインカメラ」を完成させた。

この経験をステップとし、ゼロから全く新しい事業の立ち上げを目指している。現在は担当者を選任して情報収集。新事業創出への取り組みが始まっている。

◆キーワード


0→1

新規事業開発の過程で、自社はどの段階にいて次はどう進むのかを表す。アイデアをもとにどんな事業をつくるか検討する「0→1」のほかに「1→10」「10→100」がある。

株式会社ヴィーネックス

住所
香川県観音寺市吉岡町262番地(アオイ電子観音寺工場内)
代表電話番号
0875-57-5301
設立
2009年10月1日
社員数
69人
事業内容
紙幣鑑別および産業用CIS(コンタクトイメージセンサ)の開発・研究・製造・販売
資本金
3億1000万円(出資比率:カネカ66%、アオイ電子34%)
地図
URL
https://www.vienex.co.jp/
確認日
2024.06.06

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