
地元企業と共同で商品開発を行ったのは、総合学科流通系列の3年生7人。菓子工房ルーヴとスイーツ2種を開発する5人、讃岐うどんのたも屋とお弁当を開発する2人に分かれ、9月の文化祭で販売する商品開発を4月から始めた。
商品開発に興味があったという森岡未来さんはスイーツ担当。「地元食材を使って何を作るか、どの企業と一緒にやりたいか、どんなものが売れるのかを考えるのは面白かった」。アイデアをもとに、お菓子作りが得意な松家実由さんを中心に家で試作。味や形の課題を洗い出し、企画書とともにルーヴに持ち込んだ。完成したのは香川のイチゴ、しょうゆなどを使った「ぽんでぼーる」と県産イチゴとレモンを使った「満月ワーズ」。お弁当の方は、三木町小蓑地区のイノシシを使った「晴ノチコミノ弁当」だ。満月ワーズは11月にサンポートのイベントでも販売した。
担当の山上まどか先生は「社会とつながる貴重な経験。協力企業の方々にも感謝しています」と言う。商品開発以外にも、三木町の小蓑地区活性化のため夏祭りの企画・運営のお手伝い、小蓑WEBサイトを制作するなどの活動も実施。「活動を通して“地域のために仕事がしたい”という意識が生まれている気がします。それが、ほかの生徒達にも少しずつ広がってくれればいいと思います」と山上先生は言う。

満月ワーズ180円はイチゴ味とレモン味
香川県立三木高等学校
- 住所
- 香川県木田郡三木町平木750
- 所在地
- 木田郡三木町平木750
TEL.087・891・1100 - 創立
- 1996年
- 生徒数
- 全日制:449人(2017年5月)
- 地図
- URL
- http://www.kagawa-edu.jp/mikih01/
- 確認日
- 2018.01.04
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