よく晴れた休日は クロスバイクにまたがって

サカタインクス 四国支店長 森田 博さん

Interview

2011.04.21

リフレッシュに最適!

印刷用インキの製造・販売などを行うサカタインクスの四国支店長・森田博さん。2006年に香川に赴任した際、東京の自宅から「クロスバイク」も持ってきた。クロスバイクとは、マウンテンバイクと、スピードが出るロードバイクの中間に位置するスポーティーな自転車。森田さんは休日、そのクロスバイクにまたがって讃岐路を駆ける。大切なリフレッシュのひとときだ。荘内半島、五色台、国営讃岐まんのう公園…今の住まいは四国支店がある宇多津町だが、行動範囲は広い。中でもお気に入りは土器川沿いのサイクリングロード。「サギが川から一斉に飛び立つ瞬間を見たときは感動しましたね。タクシーの運転手さんに話したら、『そうですか?』って…地元の人には当たり前でも、素敵な場所はたくさんありますよ」。いつか、しまなみ海道をクロスバイクで走りたい— 森田さんは目を輝かせながら話す。

カマタマーレを応援

森田さんは元サッカー少年だ。幼少時代を過ごした東京・稲城市は東京ヴェルディのホームタウン。自然とサッカーに夢中になった。

高校時代のポジションはセンターハーフ。いわゆる守備的MFだが、「攻めるのも大好き」。しっかり守りながら全体を見渡し、スキあらば一気に攻め上がる。ラインの上げ下げを指示し、オフサイドトラップを仕掛けるのも得意だったそう。「サッカーって、上手い人がたくさんいるチームが必ずしも勝つわけじゃないですよね。メンバー一人ひとりがそれぞれの役割を果たすことで勝利が近づいてくる。それがチームで行うスポーツの魅力ですよね」

最近のうれしいニュースはなんといってもカマタマーレ讃岐のJFL昇格だ。Jリーグの名門チームを身近に見て育ったが、「四国のサッカーもスピードや迫力があっておもしろいですよ」。時間があれば、やはり「クロスバイク」を飛ばして試合も見に行く。

「カマタマーレは先シーズン、戦力が大きくダウンしましたが、勝ちにこだわった北野監督の手腕はさすがでしたね」。サッカー話が膨らむに連れ、森田さんの表情はどんどん真剣になっていく…。

自炊もやってます!

四国支店長着任とともに単身赴任生活も始まった。まもなく5年になる。「基本的に朝晩は自炊をしています。職場の女性に『マンバのけんちゃん』も教わりました。あく抜きもやりますよ」。一人暮らしを支えてくれているのは奥さんと娘さんが贈ってくれた「料理本」—。「でもお酒が好きなので、料理といっても専らつまみを作っていますけどね(笑)」

「誠実であること」、「逃げないこと」

大学では理工学部で「油脂化学」を専攻。しかし、入社2年目から営業畑を進んだ。「3年ほどで技術部門に戻る予定だったんですけど…」と森田さんは笑う。でも、「『技術が分かる』ということが営業でも強みになりましたね」。心掛けてきたのは「相手の身になって考えること」「誠実であること」そして「逃げないこと」

「若いうちはむちゃをして、壁にぶつかって悩めばいいと思いますよ。そうやって私も鍛えられましたから(笑)」

森田 博 | もりた ひろし

略歴
1961年 8月7日 東京都世田谷区生まれ
1984年 3月 中央大学理工学部 卒業
1984年 4月 株式会社阪田商会
      (現サカタインクス)入社
2000年10月 新聞事業部東京営業部マネージャー
2006年 6月 四国支店支店長

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