知財の相談をワンストップで

INPIT(インピット)香川県知財総合支援窓口

Interview

2020.10.15

事業責任者の内田均さん(後列右)、相談対応者の金川小百合さん(後列左)、重田賢一さん(前列右)、長尾正美さん(前列左)

事業責任者の内田均さん(後列右)、相談対応者の金川小百合さん(後列左)、重田賢一さん(前列右)、長尾正美さん(前列左)

特許、実用新案、意匠、商標などの知的財産(知財)。中堅・中小やベンチャー企業の知財に関する相談にワンストップで応じ、出願手続きなどをサポートしてくれるのがINPIT(独立行政法人工業所有権情報・研修館)だ。全都道府県に窓口を持ち、香川では「INPIT香川県知財総合支援窓口」が“秘密厳守”“相談無料”で県内企業を支えている。

担当するのは知的財産管理技能士などの資格を持つ4人のスタッフ。事業責任者の内田均さんは「権利取得までのハードルはそれほど高くない。企業側の負担を減らせるようフォローするので気軽に相談してほしい」と呼びかける。スタッフは窓口でのサポートに加え、全国に広がるINPIT網を活用、弁理士や弁護士など専門家と一緒に訪問支援を行うことも。事業の現場を訪ねることで商品がつくられる背景などが分かるため、「それなら、こうすれば良いのでは」とか「特許は難しいが意匠ならいけそう」といった一歩踏み込んだアドバイスもできるそう。

オリーブを飼料に混ぜて育てた「オリーブ車海老」、まんのう町特産のひまわりの種から搾る「ひまわりオイル」など地域色あるサポートも多いが、最近特徴的なのがコロナ関連。抗菌マスクや手袋、体の免疫力を高める食品などについての対応が増えている。「相談や出願の動きは、時代や社会情勢によっても変わってきますね」と、二級知的財産管理技能士で相談対応者の金川小百合さんは話す。

かがわ産業支援財団の経営相談所「よろず支援拠点」と連携し、飲食店の販売戦略、新商品のパッケージデザインやブランド化などもサポート。「実は私たちの守備範囲は広いんです」と内田さん。「世界を舞台に展開する地元企業も増えているので、海外向けの知財相談にも力を入れています。商品を開発し売り出そうとしても『この名称では売れない』となるのはもったいない。リスクを減らし権利を守る重要性は年々高まっています」

高松市寿町の窓口以外でも、小豆島や香川産業頭脳化センターなどで月1回の外部窓口相談会も実施中。「保護・活用すべき企業の権利は、まだたくさんあると思う。知財の面から地元企業を応援していきたい」とスタッフらは声をそろえる。
相談窓口の様子

相談窓口の様子

INPIT(インピット)香川県知財総合支援窓口

住所
香川県高松市寿町2-4-20 高松センタービル4F 403号室
代表電話番号
087・802・4456
設立
20011年4月(事業開始)
事業内容
知的財産制度の概要説明、特許・商標等の出願手続き支援(電子出願支援含む)、営業秘密(ノウハウ)管理支援、海外への特許・商標出願等の支援、模倣品・侵害訴訟対応支援、知的財産に関する各種支援制度等の紹介
代表者
内田 均(事業責任者)
地図
確認日
2020.10.05

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