「苗」のようにすくすく成長中

香川大学地域連携学生委員会 なえどこ

Interview

2021.06.17

ワークショップ「なえすた」実施中

ワークショップ「なえすた」実施中

学生を植物の「苗」に見立て、すくすくと育ち、いつか花を咲かせられるようにとの思いから「香川大学地域連携学生委員会 なえどこ」は誕生した。社会人と香川大学生との交流の場を設けたり、「地域」と「働く」をテーマに講演会やワークショップを開催したりなどしてきた。

昨年は社会人との交流会「たねびと教室」をオンラインで開催。新たに、学部・学年の壁を取り払い、香大生同士の交流を深める「つながり大作戦」も実施した。なえどこ代表の経済学部3年・鶴岡紗也加さんは「同じ香大生なのに、なかなか交流する機会がない人はたくさんいます。どんな人がどんな勉強をして、将来のことをどう考えているのか知りたいと思い、始めた企画です」と話す。

今年もすでに、新しい企画が始まっている。なえどこメンバーを対象としたワークショップ「なえすた」は、「考えること」の特訓をするもの。月1回の開催で、4月はあるまちの人口ピラミッドを見て、この場所には何が必要かを考えて架空のまちをつくってみた。5月は香川の魅力を表すキーワードを出し、それをもとにツアーを考えるなどした。学内の他のプロジェクトや、県内企業を取材して記事を書く試みも始める。記事は、文章や写真を掲載できるサイト「note」に投稿する予定だ。企業を香川の魅力の一つと考え、記事を学生が県内での就職を考えるきっかけにしてほしいという。

同学部2年の二川英実さんは、7月からなえどこの代表になる。「なえどこで、自分にできること、足りないことを具体的に考えられるようになりました。これからも、自分でしっかりと考えて活動していきたい」と話す。同学部教授の西成典久さんは「活動開始から、その時々に合わせて連携する企業・団体がかわってきた。これまでの活動を引き継ぐだけでなく、今所属している学生がやってみたいことを形にしていってほしい」と話している。
現代表の鶴岡紗也加さん(左)と、7月から代表になる二川英実さん  「なえどこメンバーが、取材にお邪魔します。取材可能な企業を募集中です!」

現代表の鶴岡紗也加さん(左)と、7月から代表になる二川英実さん

「なえどこメンバーが、取材にお邪魔します。取材可能な企業を募集中です!」

香川大学地域連携学生委員会 なえどこ

活動内容
社会人との交流会や講演会、ワークショップの開催
所属人数
6人(1年生のぞく)
SNS
Facebook、Twitter、Instagram
URL
https://naedoko.wixsite.com/naedoko-kagawa-u
確認日
2021.06.17

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