「物流」を軸に新たな付加価値を
地域産品の発信を通して顧客を支援

朝日通商

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2024.03.21

(写真左から)経営企画室長佐藤稜さん(香川中央高校出身)/管理本部 井上幸さん(高松西高校出身)

(写真左から)経営企画室長佐藤稜さん(香川中央高校出身)/管理本部 井上幸さん(高松西高校出身)

企業が事業活動を行う意義は、顧客の課題を自社の商品やサービス、ノウハウなどを活かして解決することにある。朝日通商は「物流」を通して集めた顧客の課題をきっかけに新たな事業展開へとつなげている。

例えば、取引先である食品関係の事業者・生産者の多くが抱える「販路拡大」という課題。海外に販路を広げたいが物量が少ないためコストが割高、現地での配送方法や販売先がわからないといった声に対し、同じ悩みを抱える事業者をつなぎ共同で勉強会や輸出先の現地視察などを行う「瀬戸内グローカルラボ」を立ち上げた。

ラボでは、地域の産品を国内外に発信することを目的に高松空港でのテスト販売や、生産者と企業をつないだ商品開発、台湾のバイヤーとの商談などを実施。同社は、複数の顧客の荷物を組み合わせて輸送コストを抑える「中ロット混載便」なども提案。活動を通して物流に新たな価値も生み出している。

◆キーワード


共創マーケティング

企業が取引先、消費者、関連企業などと協働しながら新たな商品や価値を生み出すこと。顧客との深いコミュニケーションから価値観やニーズの変化を把握し、多角的な事業展開を目指す。

株式会社朝日通商

住所
香川県高松市国分寺町新名1566-1
代表電話番号
087-874-6115
設立
1970年(有限会社朝日通商)
社員数
301人(2023年)
事業内容
一般貨物自動車運送事業
3PL事業
貨物運送取扱事業
倉庫並びに貸倉庫業
引越運送及び付帯作業並びにそれらに関する取扱事業
産業廃棄物・一般廃棄物の収集運搬業
物流センターの管理運営及び物流情報の収集処理事業
物品の仕分け、梱包及び発送業務の請負業
機械並びに車輌の賃貸業
各種自動車並びに同部品類の販売
不動産の売買・仲介並びに賃貸業
ものづくり事業
作業請負事業
貿易代行事業
販売事業
一般建設業
関連会社
大川陸運株式会社
村上運輸倉庫株式会社
地図
URL
https://asahitsuushou.co.jp/
確認日
2024.03.21

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