人と共に働き、建設現場の人手不足を解消する

建ロボテックの筋結束ロボット「トモロボ」

Interview

2021.10.21

トモロボは幅63~93cm(可変式)、高さ60cm、奥行き69cm、重量38.5kg

トモロボは幅63~93cm(可変式)、高さ60cm、奥行き69cm、重量38.5kg

建設業に欠かせない「鉄筋コンクリート」。鉄筋を格子状に並べて結束し、コンクリートを流し込み固めてつくる。中に鉄筋を入れることで、コンクリートの強度が増す。住宅やビルだけでなく、道路や橋などの建造物にも使われている。

鉄筋コンクリートで床や壁を作る場合、鉄筋とコンクリートの比率は当然だが、「鉄筋の交点の50%以上を結束しなければならない」という決まりもある。例えば400㎡(20m×20m)の広さに、縦・横100本ずつの鉄筋を配置すると、交点は10,000。そのうち5,000カ所以上を結束する必要がある。

従来、建設現場で職人が、手作業で鉄筋を結束していた。鉄線と工具を手に持ち、腰をかがめて1カ所ずつ、鉄線をねじりながら鉄筋をとめていく。2010年ごろに誕生したのが、電動の結束工具だ。電動工具を鉄筋の交点に当て、指でトリガーを引くだけで結束できる。便利になったものの、職人が腰をかがめて1カ所ずつ作業しなければならないことに変わりはなかった。

2020年に発売した建ロボテックの「トモロボ」は、電動の結束工具を2つ取り付けることができ、自動で鉄筋の上を走り、センサーで交点を感知してトリガーを引き結束していく。トモロボの進行方向に対して水平に置かれる鉄筋(車輪が乗る鉄筋)は、鉄筋と鉄筋の間隔(ピッチ)が10~30cmであれば、トモロボが走行できる(2.5cm刻みで対応可能)。進行方向に対して垂直に置かれる鉄筋(下側の鉄筋)は、交点をセンサーで自動感知するため、様々なピッチに対応できる。

20cmピッチで結束する場合、5.4秒に1カ所、結束することができる。人が作業する場合と比べて、1日あたり130%の生産性の向上が見込める。トモロボが鉄筋を結束している間、人は違う作業に取り組める。省力化に貢献し、建設現場で喜ばれる存在になっている。

建ロボテック株式会社

住所
香川県木田郡三木町上高岡246-2
代表電話番号
087-898-0555
設立
2013年
社員数
5名
事業内容
『世界一ひとにやさしい現場を創る』をMissionとする!

建設現場省力化ソリューションの提供

・省力化技術/製品の企画・開発・販売

・建設現場の省力化専門サイト「速建」(ソクタテ)の運営

・省力化研究サイト「Con,Lab」(コンラボ)の運営

・トモロボ会(仮称)の運営
地図
URL
https://kenrobo-tech.com/
確認日
2021.10.26

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